話題株ピックアップ【夕刊】(2):薬王堂HD、クスリアオキ、すかいらーく
■薬王堂ホールディングス <7679> 2,046円 +26 円 (+1.3%) 本日終値
薬王堂ホールディングス<7679>が続伸。5日の取引終了後に発表した11月度の月次速報で、既存店売上高が前年同月比6.0%増となり、36カ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。客数が同3.7%増、客単価が同2.2%増といずれも増加。なお、全店売上高は同7.7%増だった。
■クスリアオキ <3549> 3,387円 +41 円 (+1.2%) 本日終値
クスリのアオキホールディングス<3549>が5営業日ぶりに反発。同社は5日取引終了後、11月度の月次営業速報を公表。既存店売上高は前年同月比7.3%増となり、伸び率が10月度の6.6%から拡大していることが好感されたようだ。既存店の客数は同4.6%増、客単価は同2.6%増となったことが寄与。なお、全店ベースの売上高は同13.7%増だった。
■すかいらーく <3197> 2,416円 +28 円 (+1.2%) 本日終値
すかいらーくホールディングス<3197>は堅調。5日取引終了後、すかいらーくグループIRレポート(速報値)を発表。11月度の既存店売上高は前年同月比13.6%増とプラス基調を継続した。「ガスト」でハンバーグやステーキのブラッシュアップと本格フレンチコースを導入し客単価が増えたほか、「バーミヤン」ではフェアメニュー販売数が前年の約1.6倍と好調だった。
■マクドナルド <2702> 6,220円 +60 円 (+1.0%) 本日終値
日本マクドナルドホールディングス<2702>が3日ぶりに反発。5日の取引終了後に発表した11月度売上高で、既存店売上高が前年同月比11.6%増と4カ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。人気商品「ダブルチーズバーガー」から、「ガーリックオニオンダブチ」「辛ダブチ」「トリチ」の3商品を「いまだけダブチ」として期間限定販売したほか、秋冬の定番ホットスイーツ「三角チョコパイ」から、「三角チョコパイ クッキー&クリーム」を3年ぶりに復活させたことなどが寄与した。なお、全店売上高は同13.5%増だった。
■カネカ <4118> 3,556円 +15 円 (+0.4%) 本日終値
カネカ<4118>は小反発。午前9時ごろ、同社の「生分解性バイオポリマー Green Planet」を用いたストローが、スターバックス コーヒー ジャパン (東京都品川区)が展開する日本国内のスターバックス店舗に採用されたと発表しており、好材料視された。来年1月23日から沖縄県内のスターバックスコーヒー32店舗でレギュラーのストローが先行導入され、3月以降に全国の店舗へ順次展開される。また、4月上旬をメドに季節のフラペチーノに使用される太い径のストローも全国の店舗(沖縄県を含む)に導入される予定としている。
■京王電鉄 <9008> 4,105円 +14 円 (+0.3%) 本日終値
京王電鉄<9008>がしっかり。この日、子会社京王ストアが京王井の頭線駅構内で運営するセブン‐イレブン店舗への商品納品について、鉄道による商品配送の実証実験を開始すると発表しており、好材料視された。今回の取り組みでは、納品を行う京王運輸の配送員が永福町駅で電車に商品を積み込み、沿線内のセブン‐イレブン店舗が出店する一部の駅(高井戸駅・久我山駅・吉祥寺駅)で降車して納品を行うという。まずはチルド温度帯の商品を対象に実施し、対象カテゴリーの拡大も検討する。配送トラック台数の削減や最適な配送コースの編成、配送ドライバーの労働時間の改善だけではなく、鉄道活用によるCO2排出量の削減にもつなげる考えだ。
■壱番屋 <7630> 1,018円 +3 円 (+0.3%) 本日終値
壱番屋<7630>が3日ぶりに反発。5日に発表した11月度の月次情報で、国内カレーハウスCoCo壱番屋業態における既存店売上高が前年同月比8.1%増となり、31カ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。配達代行やテイクアウトの注文数が減少したことなどから、客数は同5.5%減となったものの、8月にベースのカレーソースと一部トッピングの値上げを行ったことや、数量限定の高単価商品である「ホロ肉ドカンとBBQカレー」を販売したことなどから客単価が同14.4%増と上昇した。
■ディスコ <6146> 41,540円 -1,910 円 (-4.4%) 本日終値 東証プライム 下落率8位
ディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置関連が総じて下値を探る展開。前日の米国株市場では半導体製造装置世界トップのアプライド・マテリアルズ<AMAT>が大手金融機関の投資判断引き下げなどが嫌気され5%強の下落となったほか、インテル<INTC>も同じく5%を超える下げとなるなど、半導体セクターの軟調が目立った。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も再び75日移動平均線を下抜け、不安定な動きが続いている。東京市場でも米半導体株安がディスコをはじめとする主力銘柄に逆風となっている。
■スクエニHD <9684> 5,954円 -183 円 (-3.0%) 本日終値
スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>は5日ぶり反落。SMBC日興証券が5日付で投資評価を「1」から「2」へ、目標株価を6000円から5900円へ引き下げたことが売り材料視された。同証券によると、主力の「デジタルエンタテインメント事業」における費用効率化が想定を下回ると見られると指摘。25年3月期~29年3月期の各期の営業利益を下方修正した。構造改革効果の発現が確認されれば、株価上昇余地の拡大も見込めるだろうとしている。
■ロック・フィールド <2910> 1,486円 -26 円 (-1.7%) 本日終値
ロック・フィールド<2910>が後場終盤になって下げ幅を拡大。午後3時ごろ、25年4月期の連結業績予想について、売上高を534億6700万円から518億9100万円(前期比1.0%増)へ、営業利益を20億4200万円から14億5100万円(同16.5%減)へ、純利益を10億3500万円から6億2700万円(同49.9%減)へ下方修正したことが嫌気された。上期において、生活者の節約志向の継続に伴う個人消費の低迷や、主要顧客のライフスタイルの変化などの影響により既存店売上高が計画数値に届かなかったことに加えて、下期も個人消費の停滞の継続が見込まれるほか、一部店舗の売り場変更や縮小などの影響もあり、引き続き既存店売上高が計画数値に届かないと見込む。なお、同時に発表した第2四半期累計(5~10月)決算は、売上高253億100万円(前年同期比0.8%増)、営業利益6億3800万円(同24.0%減)、純利益1億1000万円(同80.5%減)だった。
株探ニュース
薬王堂ホールディングス<7679>が続伸。5日の取引終了後に発表した11月度の月次速報で、既存店売上高が前年同月比6.0%増となり、36カ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。客数が同3.7%増、客単価が同2.2%増といずれも増加。なお、全店売上高は同7.7%増だった。
■クスリアオキ <3549> 3,387円 +41 円 (+1.2%) 本日終値
クスリのアオキホールディングス<3549>が5営業日ぶりに反発。同社は5日取引終了後、11月度の月次営業速報を公表。既存店売上高は前年同月比7.3%増となり、伸び率が10月度の6.6%から拡大していることが好感されたようだ。既存店の客数は同4.6%増、客単価は同2.6%増となったことが寄与。なお、全店ベースの売上高は同13.7%増だった。
■すかいらーく <3197> 2,416円 +28 円 (+1.2%) 本日終値
すかいらーくホールディングス<3197>は堅調。5日取引終了後、すかいらーくグループIRレポート(速報値)を発表。11月度の既存店売上高は前年同月比13.6%増とプラス基調を継続した。「ガスト」でハンバーグやステーキのブラッシュアップと本格フレンチコースを導入し客単価が増えたほか、「バーミヤン」ではフェアメニュー販売数が前年の約1.6倍と好調だった。
■マクドナルド <2702> 6,220円 +60 円 (+1.0%) 本日終値
日本マクドナルドホールディングス<2702>が3日ぶりに反発。5日の取引終了後に発表した11月度売上高で、既存店売上高が前年同月比11.6%増と4カ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。人気商品「ダブルチーズバーガー」から、「ガーリックオニオンダブチ」「辛ダブチ」「トリチ」の3商品を「いまだけダブチ」として期間限定販売したほか、秋冬の定番ホットスイーツ「三角チョコパイ」から、「三角チョコパイ クッキー&クリーム」を3年ぶりに復活させたことなどが寄与した。なお、全店売上高は同13.5%増だった。
■カネカ <4118> 3,556円 +15 円 (+0.4%) 本日終値
カネカ<4118>は小反発。午前9時ごろ、同社の「生分解性バイオポリマー Green Planet」を用いたストローが、スターバックス コーヒー ジャパン (東京都品川区)が展開する日本国内のスターバックス店舗に採用されたと発表しており、好材料視された。来年1月23日から沖縄県内のスターバックスコーヒー32店舗でレギュラーのストローが先行導入され、3月以降に全国の店舗へ順次展開される。また、4月上旬をメドに季節のフラペチーノに使用される太い径のストローも全国の店舗(沖縄県を含む)に導入される予定としている。
■京王電鉄 <9008> 4,105円 +14 円 (+0.3%) 本日終値
京王電鉄<9008>がしっかり。この日、子会社京王ストアが京王井の頭線駅構内で運営するセブン‐イレブン店舗への商品納品について、鉄道による商品配送の実証実験を開始すると発表しており、好材料視された。今回の取り組みでは、納品を行う京王運輸の配送員が永福町駅で電車に商品を積み込み、沿線内のセブン‐イレブン店舗が出店する一部の駅(高井戸駅・久我山駅・吉祥寺駅)で降車して納品を行うという。まずはチルド温度帯の商品を対象に実施し、対象カテゴリーの拡大も検討する。配送トラック台数の削減や最適な配送コースの編成、配送ドライバーの労働時間の改善だけではなく、鉄道活用によるCO2排出量の削減にもつなげる考えだ。
■壱番屋 <7630> 1,018円 +3 円 (+0.3%) 本日終値
壱番屋<7630>が3日ぶりに反発。5日に発表した11月度の月次情報で、国内カレーハウスCoCo壱番屋業態における既存店売上高が前年同月比8.1%増となり、31カ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。配達代行やテイクアウトの注文数が減少したことなどから、客数は同5.5%減となったものの、8月にベースのカレーソースと一部トッピングの値上げを行ったことや、数量限定の高単価商品である「ホロ肉ドカンとBBQカレー」を販売したことなどから客単価が同14.4%増と上昇した。
■ディスコ <6146> 41,540円 -1,910 円 (-4.4%) 本日終値 東証プライム 下落率8位
ディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置関連が総じて下値を探る展開。前日の米国株市場では半導体製造装置世界トップのアプライド・マテリアルズ<AMAT>が大手金融機関の投資判断引き下げなどが嫌気され5%強の下落となったほか、インテル<INTC>も同じく5%を超える下げとなるなど、半導体セクターの軟調が目立った。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も再び75日移動平均線を下抜け、不安定な動きが続いている。東京市場でも米半導体株安がディスコをはじめとする主力銘柄に逆風となっている。
■スクエニHD <9684> 5,954円 -183 円 (-3.0%) 本日終値
スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>は5日ぶり反落。SMBC日興証券が5日付で投資評価を「1」から「2」へ、目標株価を6000円から5900円へ引き下げたことが売り材料視された。同証券によると、主力の「デジタルエンタテインメント事業」における費用効率化が想定を下回ると見られると指摘。25年3月期~29年3月期の各期の営業利益を下方修正した。構造改革効果の発現が確認されれば、株価上昇余地の拡大も見込めるだろうとしている。
■ロック・フィールド <2910> 1,486円 -26 円 (-1.7%) 本日終値
ロック・フィールド<2910>が後場終盤になって下げ幅を拡大。午後3時ごろ、25年4月期の連結業績予想について、売上高を534億6700万円から518億9100万円(前期比1.0%増)へ、営業利益を20億4200万円から14億5100万円(同16.5%減)へ、純利益を10億3500万円から6億2700万円(同49.9%減)へ下方修正したことが嫌気された。上期において、生活者の節約志向の継続に伴う個人消費の低迷や、主要顧客のライフスタイルの変化などの影響により既存店売上高が計画数値に届かなかったことに加えて、下期も個人消費の停滞の継続が見込まれるほか、一部店舗の売り場変更や縮小などの影響もあり、引き続き既存店売上高が計画数値に届かないと見込む。なお、同時に発表した第2四半期累計(5~10月)決算は、売上高253億100万円(前年同期比0.8%増)、営業利益6億3800万円(同24.0%減)、純利益1億1000万円(同80.5%減)だった。
株探ニュース