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0020 東証 小型株

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話題株ピックアップ【夕刊】(2):ニチリン、アイスペース、ホギメデ

■ニチリン <5184>  3,510円  +75 円 (+2.2%)  本日終値
 ニチリン<5184>は堅調。22日取引終了後、33万株(自己株式を除く発行済み株数の2.45%)を上限に23日朝の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で自社株を取得すると発表。これが好感された。買い付け価格は22日終値の3435円。東証の自己株式立会外買付取引情報によると、ニチリンは23日に予定通り買い付けを実施し、30万株を取得した。

■ispace <9348>  604円  +12 円 (+2.0%)  本日終値
 ispace<9348>がしっかり。午前9時ごろ、「ミッション2記念」株主優待制度を実施すると発表しており、好材料視された。24年冬に打ち上げを予定している「ミッション2」に先立ち、株主により一層、同社と一体となって「ミッション2」の挑戦を共感する機会を提供することが目的。保有株数に応じて、株主限定ミッション2関連イベント参加への応募権利やRESILIENCE(レジリエンス)ランダーのLEDアクリルスタンド、ミッション2期間に撮影された株主限定特別写真を提供する。

■ホギメディカル <3593>  4,350円  +80 円 (+1.9%)  本日終値
 ホギメディカル<3593>は続伸。22日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、イギリスに本拠を置く投資運用会社ニッポン・アクティブ・バリュー・ファンドとその共同保有者による株式保有割合が18.13%から19.15%に上昇したことが判明しており、需給思惑的な買いが入ったようだ。保有目的は、投資及び経営陣に対する経営の助言並びに重要提案行為などを行うこととしており、報告義務発生日は8月15日となっている。

■太陽誘電 <6976>  3,674円  +65 円 (+1.8%)  本日終値
 太陽誘電<6976>が3日ぶりに反発。同社は22日、子会社エルナーが天馬<7958>から青森県弘前市の工場を買収したと発表しており、グループ業績への貢献を期待した買いが入ったようだ。新たに取得した工場は青森第2工場として、自動車の電装化・電子制御化の進展により需要が拡大している導電性高分子ハイブリッドアルミニウム電解コンデンサ(以下「ハイブリッドコンデンサ」)を増産する予定。なお、買収金額は非開示となっている。

■ダイト <4577>  2,438円  +39 円 (+1.6%)  本日終値
 ダイト<4577>が3日続伸。22日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、米投資運用会社のカナメ・キャピタルによる株式保有割合が8.96%から9.98%に上昇したことが判明しており、需給思惑的な買いが入ったようだ。保有目的は、純投資としており、報告義務発生日は8月15日となっている。

■ミライト・ワン <1417>  2,073円  +28 円 (+1.4%)  本日終値
 ミライト・ワン<1417>は10日続伸。同社はNTTグループ向けを中心とする通信工事大手。今月9日に発表した4~6月期連結決算は売上高が前年同期比16.7%増の1173億3800万円、営業利益が同67.9%増の14億9300万円だった。NTT事業でのアクセス工事・モバイル工事、環境・社会イノベーション事業での電気・空調工事や建築工事、ICTソリューション事業でのグローバル工事やDC・クラウド工事など、各工事が増加したことが業績を押し上げた。また、昨年子会社化した国際航業の業績寄与もあった。好決算を受けて同社株は上値指向を続けている。

■ダイセキ <9793>  3,720円  +50 円 (+1.4%)  本日終値
 ダイセキ<9793>が続伸。SMBC日興証券が22日付で、投資評価「1」を継続し目標株価を4400円から4500円へ引き上げたことが好材料視されたようだ。同証券では、第1四半期は期初想定以上の補助燃料拡販でダイセキ単独の収益性が改善し、上期計画への進捗率は営業利益で58%と堅調だったと評価。また、第2四半期以降も補助燃料の拡販が継続し営業利益率改善が可能であると見込んでおり、更に半導体業界回復による補助燃料拡販が加速する26年2月期に向けて、株式市場では再評価が進むと予想している。一方、ダイセキ環境ソリューション<1712>についても、足もとでは大型鉄道案件の影響は顕在化していないものの、静岡県知事交代により中期的に工事進捗が進みやすい局面になっていると予想しており、26年2月期以降の事業環境は改善すると見込む。

■日清食HD <2897>  3,791円  +35 円 (+0.9%)  本日終値
 日清食品ホールディングス<2897>がしっかり。22日、日清食品が販売する即席麺について同社が設定した小売価格で販売させている疑いがあったことに関連し、公正取引委員会から独占禁止法の規定に違反する恐れがあるとして警告を受けたと発表した。ただし今後の事業展開への影響を懸念した売りが膨らむことはなく、発表に対する株価の反応は限られた。同社の25年3月期第1四半期(4~6月)の最終利益は前年同期比13.1%増の158億7300万円で、通期の最終利益予想のレンジの上限に対し、進捗率は約29%と順調な滑り出しとなっている。株価は8月6日に年初来安値をつけて以降、戻りは鈍く値頃感が意識される水準にとどまっていたこともあって、仕切り直しの局面と受け止めた投資家の買いを誘ったようだ。

■椿本チエイン <6371>  5,970円  +30 円 (+0.5%)  本日終値
 椿本チエイン<6371>は反発。この日午前中、KDDI<9433>との合弁会社Nexa Wareが、物流倉庫向けデータ分析サービス「Nexa Warehouse-Optimizer」の提供を開始したと発表しており、好材料視された。「Nexa Warehouse-Optimizer」は、物流倉庫内のデータの分析・活用による作業工程全体の最適化に加えて、人員・作業量・時間を考慮した作業員シフトを自動作成し、Webダッシュボードで可視化・提案することで倉庫内業務の効率化を実現し、物流2024年問題や労働人口不足などの課題解決に貢献するサービス。23年度にKDDI物流センターで行った実証実験では1.4倍の作業効率化を達成したとしている。

■アドバンテスト <6857>  6,382円  -225 円 (-3.4%)  本日終値
 アドバンテスト<6857>やディスコ<6146>など半導体関連株が総じて軟調推移。前日の米国市場ではジャクソンホール会議での米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の講演内容を見極めたいとするムードが広がり、持ち高調整主体の展開となるなか、米長期金利が上昇しハイテク株を押し下げた。特にフィラデルフィア半導体株指数(SOX)の下落率は3%を超えるなど下げが顕著となっている。日本の半導体株に逆風が吹きつける格好となり、売り圧力が高まっている。レーザーテック<6920>やソシオネクスト<6526>、東京エレクトロン<8035>なども下落している。

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