貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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2001 ニップン

東証P
2,234円
前日比
-38
-1.67%
PTS
2,200円
21:33 09/27
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
7.3 0.74 2.95 7.03
時価総額 1,761億円
比較される銘柄
日清粉G, 
昭和産, 
日東富士

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<注目銘柄>=ニップン、コメ不足懸念のなかパスタ需要増に期待

 ニップン<2001>はPER(株価収益率)が7倍台と製粉大手との比較では割安感が強く、本業の底堅さを考慮すれば株価修正の余地が見込めそうだ。同社の25年3月期の売上高は前期比2.9%増の4120億円、営業利益は同0.8%増の205億円を計画。営業利益は前期に続き連続で過去最高益を更新する見込みだ。製粉事業で小麦粉販売価格の一部引き下げによる影響を受けながらも販売数量の増加により、コスト高要因を補う見通し。5月の本決算発表時には、中期経営計画の修正も公表し、27年3月期の売上高目標を従来の計画から500億円増額して4500億円、営業利益目標を60億円増額して210億円に見直している。

 8月6日発表の25年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算は、営業利益は減益となったものの、通期計画に対する進捗率は約25%と順調に推移した。スーパーで米が商品棚に陳列されていなかった、などとするSNS上での投稿が相次ぐなか、代替商品としてパスタの購入が拡大すれば、同社の業績にはプラス効果をもたらすこととなる。PBR(株価純資産倍率)は0.7倍台。資本効率の向上に向けた新たな施策の有無も注目点となっている。(碧)

出所:MINKABU PRESS

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