ケアネット---2Q増収、医薬DX事業の各種サービスに対する製薬企業の高いニーズが継続
ケアネット<2150>は13日、2024年12月期第2四半期(24年1月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比2.7%増の51.49億円、営業利益が同25.2%減の9.86億円、経常利益が同26.4%減の9.83億円、親会社株主に帰属する中間純利益が同35.2%減の5.57億円となった。
医薬DX事業の売上高は前年同期比1.3%増の44.81億円、営業利益は同11.8%減の16.30億円となった。既存サービスの販売体制強化などの取り組みを進めてきた。
メディカルプラットフォーム事業の売上高は同14.4%増の6.73億円、営業利益は同24.2%減の1.77億円となった。医師向け転職支援サービス「キャリア」等の売上高は同3.5%減の3.86億円となった。一方、医療教育動画及びその他サービスについては、病院経営支援事業を行うメディカルクリエイトの新規連結に伴い、売上高は同52.7%増の2.87億円となった。
また、医師・医療従事者向け医療専門サイト「ケアネット・ドットコム(CareNet.com)」においては、医師会員獲得及び維持を目的に、前期に引き続き積極的に投資を行っている。これにより、当中間会計期間末の医師会員数は23万2千人(前年同期比6.9%増)となった。
2024年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比13.3%増の116.00億円、営業利益が同9.4%減の22.00億円、経常利益が同10.8%減の22.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同0.7%減の15.00億円とする期初計画を据え置いている。
《SI》
提供:フィスコ