TDCソフト---1Qは2ケタ増収増益、各事業分野が堅調に推移
TDCソフト<4687>は6日、2025年3月期第1四半期(24年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比14.5%増の102.22億円、営業利益が同50.7%増の10.84億円、経常利益が同44.7%増の11.24億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同43.9%増の7.60億円となった。
当第1四半期においては、各事業分野は堅調に推移し売上高は計画を上回り増収を達成した。利益面では増収効果に加え、プロジェクトパフォーマンス評価機能を実装した社内システム「PROJECT IQ」の活用等により、各プロジェクトにおいて計画どおりの収益確保に努め増益を確保した。
ITコンサルティング&サービスの売上高は前年同期比11.5%増の16.33億円となった。当期は、ITサービス管理、クラウドマネージドサービス関連のSaaSソリューションサービス案件が堅調に推移した。
金融ITソリューションの売上高は同10.9%増の46.01億円となった。当期は、銀行関連のシステム開発案件等が堅調に推移した。
公共法人ITソリューションの売上高は同19.3%増の27.61億円となった。当期は、運輸業、自動車業向けの開発案件や旅行業向けの開発案件等が堅調に推移している。
プラットフォームソリューションの売上高は同22.8%増の12.24億円となった。当期は、銀行や官公庁向けクラウド関連のインフラ構築案件が堅調に推移した。
2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比8.3%増の430.00億円、営業利益が同12.9%増の43.00億円、経常利益が同8.1%増の46.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同0.0%増の30.90億円とする期初計画を据え置いている。
《SI》
提供:フィスコ