<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「売り予想数上昇」5位に東京精
「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」の5日午後2時現在で、東京精密<7729>が「売り予想数上昇」で5位となっている。
前週末2日の取引終了後、第2四半期累計(4~9月)連結業績予想について、売上高を715億円から700億円(前年同期比10.2%増)へ、営業利益を140億円から130億円(同14.1%増)へ下方修正した。計測機器部門の複数の案件で、納入が次期以降へ繰り延べとなったことなどが要因という。なお、固定資産売却益約40億円を特別利益として計上する予定であることなどにより最終利益は95億円から120億円(同40.4%増)へ上方修正し、あわせて中間配当を95円から108円へ引き上げた。年間配当予想は216円(前期192円)となる予定だ。
営業利益予想の下方修正を受けて、この日は朝方から売りが集中し、ウリ気配で始まった後は気配値を切り下げる展開。午後2時時点ではストップ安の7153円水準でウリ気配となっており、なおも売りがでていることが売り予想数上昇の要因とされる。
同時に、非開示としていた25年3月期業績予想を発表しており、売上高1430億円(前期比6.2%増)、営業利益270億円(同6.7%増)、純利益218億円(同12.5%増)を見込むとした。回復が近いとみられた民生エレクトロニクス製品関連需要の回復時期はいまだ見定められない状況としているものの、半導体製造装置部門でAI、HBM、CIS、中国向けなどの需要が全体を下支えするとしている。増収増益見通しながら、営業利益で320億円強を見込む市場予想を下回っており、これも売り予想数の上昇につながっているようだ。
出所:MINKABU PRESS
前週末2日の取引終了後、第2四半期累計(4~9月)連結業績予想について、売上高を715億円から700億円(前年同期比10.2%増)へ、営業利益を140億円から130億円(同14.1%増)へ下方修正した。計測機器部門の複数の案件で、納入が次期以降へ繰り延べとなったことなどが要因という。なお、固定資産売却益約40億円を特別利益として計上する予定であることなどにより最終利益は95億円から120億円(同40.4%増)へ上方修正し、あわせて中間配当を95円から108円へ引き上げた。年間配当予想は216円(前期192円)となる予定だ。
営業利益予想の下方修正を受けて、この日は朝方から売りが集中し、ウリ気配で始まった後は気配値を切り下げる展開。午後2時時点ではストップ安の7153円水準でウリ気配となっており、なおも売りがでていることが売り予想数上昇の要因とされる。
同時に、非開示としていた25年3月期業績予想を発表しており、売上高1430億円(前期比6.2%増)、営業利益270億円(同6.7%増)、純利益218億円(同12.5%増)を見込むとした。回復が近いとみられた民生エレクトロニクス製品関連需要の回復時期はいまだ見定められない状況としているものの、半導体製造装置部門でAI、HBM、CIS、中国向けなどの需要が全体を下支えするとしている。増収増益見通しながら、営業利益で320億円強を見込む市場予想を下回っており、これも売り予想数の上昇につながっているようだ。
出所:MINKABU PRESS