日経レバ続急落でウリ気配、世界的な株安に加え急速な円高でリスクオフが加速
NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>がウリ気配スタートで下げ足を一段と強めている。前週末は日経平均が2200円あまりの記録的な下げを示し、他のアジア株もほぼ全面安商状、欧州時間に入ってもリスクオフの流れは止まらず一斉安の展開となった。更に米国では景気後退への懸念からNYダウが一時約1000ドル安まで売り込まれる場面があり、ナスダック総合株価指数も大幅続落し、2営業日合計で820ポイントあまりの暴落となっている。株安の連鎖が続くなか、きょうの東京市場でも下値模索の動きが止まらず、加速的に進む為替の円高を横目に日経平均は3万5000円を一気に割り込む可能性も意識される状況。日経平均連動型でハイボラティリティに組成された日経レバもこれに追随する形で下値を摸索、価格変動率が日経平均の2倍に基本設定されていることもあり、2万3000円割れではとどまらず、2万2000円台攻防となる可能性が意識される。
出所:MINKABU PRESS
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