日経平均テクニカル:4日ぶり急反落、一目均衡表は三役逆転
8月1日の日経平均は4日ぶりに急反落した。1363.94円安まで下げ幅を広げた後、975.49円安で大引けを迎えた。25日移動平均線や25日線下の75日線が株価上方で下降角度を増し、売り圧力の強まりを示唆している。ローソク足は上ヒゲのない陰の寄り付き坊主で強い売り圧力を窺わせたが、下ヒゲは7月26日の直近安値37611.19円に届かず、38000円以下での一定の買い需要を窺わせた。一目均衡表では終値が雲下限を下回って再び三役逆転を形成した。下向きの転換線が下落トレンド延長リスクを意識させているほか、遅行線の応当日株価が上昇局面に入って弱気シグナル増大が予想されるため、地合い悪化がさらに進むリスクにも警戒が必要となろう。
《CS》
提供:フィスコ