日本電技---1Qは2ケタ増益、空調計装関連事業と産業システム関連事業がいずれも2ケタ増益に
日本電技<1723>は25日、2025年3月期第1四半期(24年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比9.0%減の65.51億円、営業利益が同44.3%増の7.69億円、経常利益が同44.3%増の8.33億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同45.5%増の5.67億円となった。
空調計装関連事業の受注高は前年同期比30.6%増の147.71億円、売上高は同8.3%減の58.91億円、セグメント利益は同31.6%増の15.62億円となった。受注高は、新設において、事務所及び工場向け物件等の新設工事が増加し、既設においては、研究施設及び工場向け物件等の既設工事が増加した。内訳は、新設が53.97億円(前年同期比103.0%増)、既設が93.73億円(同8.4%増)となった。売上高は、新設において事務所及び宿泊施設向け物件等の新設工事が減少し、既設においては商業施設及び医療施設向け物件等の既設工事が増加した。内訳は、新設が27.91億円(同18.8%減)、既設が31.00億円(同3.8%増)となった。
産業システム関連事業の受注高は同48.8%増の8.59億円、売上高は同14.9%減の6.59億円、セグメント利益は同49.2%増の0.46億円となった。受注高は、電気工事及び生産管理システムの構築等が増加した。売上高は、電気工事及び生産管理システムの構築等が減少した。
2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比6.7%増の415.00億円、営業利益は同0.8%減の62.00億円、経常利益は同0.4%減の63.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同8.0%減の43.00億円とする期初計画を据え置いている。
《SO》
提供:フィスコ