CSSホールディング---資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応
CSSホールディングス<2304>は25日、資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応を発表。
同社は、2023年9月期に、全てのセグメントで大幅な増収増益となった。その結果、PBRは1.85倍、ROEは10,2%となり、目安となるPBR1倍、ROE8%の基準を超えた。スチュワード事業・フードサービス事業で、国内客及びインバウンド観光の高い水準の需要を取り込んでいる。空間プロデュース事業では、金融機関向けのセキュリティ関連の設備更新や、興行の活性化に伴うプロ仕様の音響機器の取扱いを増やしている。同社は、業績を更に向上させ、各セグメントで十分な利益水準を確保し、ROE8%を安定的に計上しPBR1倍を超える企業価値を目指す。
具体的には、収益力の強化・改善、人材投資、株主還元、積極的なIR活動の実施、ガバナンス強化と中長期的な企業価値向上に向けた対応に取り組み、着実に成長戦略を実行していく。
《SI》
提供:フィスコ