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12日の株式相場見通し=反落か、重要イベント前で買い手控え

 12日の東京株式市場は主力株中心に売り優勢の地合いが予想され、日経平均株価は3日ぶりに反落する可能性が高い。前日は欧州株市場が全面安に売られた。売り一巡後は総じて下げ渋る動きを見せたものの戻せず、欧州議会選における極右政党の台頭に伴う政局不安が重荷となっている。一方、米国株市場では主要株価指数が高安まちまちの展開となった。NYダウは終始軟調な動きで反落したものの、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数と機関投資家が重視するS&P500指数は続伸し、両指数ともに連日で史上最高値を更新した。12日の5月の米消費者物価指数(CPI)とFOMCの結果発表を前にポジション調整の売りがダウの上値を押さえたが、この日はアップル<AAPL>が大幅高で切り返しナスダック指数の上昇に貢献している。取引時間後半に米長期金利が低下傾向となったことも市場のセンチメント改善につながった。東京市場では前日に日経平均が続伸し3万9000円台をキープしたが、朝高後は上げ幅を縮小する動きで結局100円未満の上昇にとどまった。目先は米CPIやFOMCの結果待ちで、週末に日銀金融政策決定会合も予定されることから買い手控えムードは拭えない。週末はメジャーSQ算出も控えており、先物主導で不安定な値動きとなることも予想され、3万9000円台を割り込んで推移する場面も想定される。

 11日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比120ドル62セント安の3万8747ドル42セントと反落。ナスダック総合株価指数は同151.017ポイント高の1万7343だった。

 日程面では、きょうは5月の企業物価指数など。海外では5月の中国CPI、5月の中国PPI、タイ中銀の政策金利発表、5月の米CPI、5月の米財政収支など。また、米連邦準備制度理事会(FOMC)の結果とパウエルFRB議長の記者会見にマーケットの関心が高い。なお、フィリピン市場は休場。

出所:MINKABU PRESS

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