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欧米為替見通し:ドル・円は下げ渋りか、米インフレ鈍化も円買い一服でドルをサポート


31日の欧米外為市場では、ドル・円は下げ渋る展開を予想する。米インフレ指標の伸びが鈍化すれば早期利下げ観測につながる可能性があり、ドル売り先行。一方、日本の長期金利の上昇一服で円買いが縮小すればドルをサポートしそうだ。

前日発表された米1-3月期国内総生産(GDP)改定値は下方修正され、引き締め的な金融政策を弱める材料になるとの見方から金利安・ドル安の地合いが強まった。ユーロ・ドルは1.08ドル台半ばに浮上し、ドル・円は156円30銭台に軟化。本日アジア市場もその流れが続き、ドル・円は157円付近に上昇後は156円台半ばに失速。ただ、日経平均株価の上げ幅拡大やアジア株高を好感した円売りが主要通貨を下支えした。

この後の海外市場は今晩の米コアPCE価格指数が焦点となる。同指数が想定を下回れば、年内の利下げへの思惑が再燃する。ただ、ディスインフレのペースは緩慢で引き締め的な政策の堅持を見込んだドル買いは続くだろう。低調な米国債入札による金利高もドルを支援。一方、157円台は日本の為替介入ゾーンとみられ、同水準でのドル買い・円売りは縮小しよう。半面、日銀の買い入れオペ据え置きを受け円買いは入りづらい。

【今日の欧米市場の予定】
・17:30 英・4月住宅ローン承認件数(予想:6.15万件、3月:6.13万件)
・18:00 ユーロ圏・5月消費者物価指数速報値(前年比予想:+2.5%、4月:+2.4%)
・21:00 南ア・4月貿易収支(3月:+73億ランド)
・21:30 米・4月個人所得(前月比予想:+0.3%、3月:+0.5%)
・21:30 米・4月個人消費支出(PCE)(前月比予想:+0.3%、3月:+0.8%)
・21:30 米・4月コアPCE価格指数(前年比予想:+2.8%、3月:+2.8%)
・21:30 カナダ・1-3月期GDP(前期比年率予想:+2.2%、10-12月期:+1.0%)
・22:45 米・5月シカゴ購買部協会景気指数(予想:41.1、4月:37.9)

《NH》

 提供:フィスコ

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