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日経平均VIは小幅に上昇、株価下落だが警戒感の広がりは限定的


日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時5分現在、前日比+0.13(上昇率0.80%)の16.36と小幅に上昇している。なお、今日ここまでの高値は16.63、安値は15.85。

昨日の米株式市場は主要指数が高安まちまちとなり、東京市場の手掛かり材料となりにくい中、今日の東京市場はやや買いが先行し、日経225先物は小幅に上昇して始まったが、取引開始後の買い一巡後は下げに転じた。ただ、その後は日経225先物が下値の堅い展開となっていることから、ボラティリティーの高まりを警戒するムードの広がりは限定的で、日経VIは概ね昨日の水準近辺で推移している。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

《SK》

 提供:フィスコ

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