東電HDは上値指向、震災以来13年ぶりに1000円台乗せる
東京電力ホールディングス<9501>は上値指向を強めている。東日本大震災で株価が急落した2011年以来、およそ13年ぶりに1000円台に乗せた。足もと柏崎刈羽原発の再稼働思惑が高まっている。同原発を巡っては、先月下旬から今月2日まで国際原子力機関(IAEA)による現地調査が行われ、テロ対策について継続的な改善が見られることが確認された。また、今月15日にも再稼働に向けた検査の一環として、核燃料を入れる作業が始まる見通しだ。地元同意を得られるかなど再稼働に向けた道筋はなお不透明だが、期待先行で物色が加速している。
出所:MINKABU PRESS
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