住友ファーマが大幅反発、英製薬株の売却発表がショートカバーを誘発
住友ファーマ<4506>が大幅反発した。2日の取引終了後、同社が保有する英製薬企業ロイバント・サイエンシズ<ROIV>の全株式を同社に相対取引で売却すると発表した。売却額は約980億円の見込みで、25年3月期第1四半期(4~6月)の単体決算において約550億円の投資有価証券売却益を計上する予定。住友ファーマは国際会計基準(IFRS)を導入しており、連結決算への影響はないものの、売却で得た資金で借入金の返済が進み、財務面でプラス効果をもたらすとの見方があり、売り方の買い戻しを誘う形となったようだ。
出所:MINKABU PRESS
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