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東京株式(大引け)=35円高、半導体買われ反発も全体の8割が値を下げる

 2日の東京株式市場は日経平均株価が小幅ながら反発したものの値下がり銘柄数が多くTOPIXは続落して引けている。総じて売り優勢の地合いだった。 

 大引けの日経平均株価は前営業日比35円82銭高の3万9838円91銭と小幅反発。プライム市場の売買高概算は17億3605万株、売買代金概算は4兆4002億円。値上がり銘柄数は286、対して値下がり銘柄数は1344、変わらずは22銘柄だった。

 きょうの東京市場は、朝方は買い先行でスタートし、寄り後もいったんは水準を切り上げ4万円台を回復する場面もあった。しかし、その後は買いが続かず上げ幅を縮小した。前日の米国株市場ではNYダウは安かったものの、ナスダック総合株価指数は小幅ながら高く引け、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も上昇した。これを受け東京市場でも半導体関連株の一角が買われる展開となり全体指数を押し上げた。外国為替市場で円安に振れたこともハイテク株中心に追い風となった。しかし、買いの勢いは弱かった。機関投資家の益出しの動きが全体相場の上値を押さえ、その後日経平均は値を消す形となり、マイナス圏に沈む場面もあった。値下がり銘柄数は1300を上回り、プライム市場の8割あまりの銘柄が値を下げている。

 個別では、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>、ディスコ<6146>の半導体製造装置大手が売買代金上位3傑を占め、いずれも買い優勢だったほか、ルネサスエレクトロニクス<6723>、TOWA<6315>が高く、KOKUSAI ELECTRIC<6525>は大幅高に買われた。JT<2914>が上昇、日本製鉄<5401>も物色人気。日本電子<6951>、レノバ<9519>が値を飛ばした。

 半面、アドバンテスト<6857>が売りに押され、野村マイクロ・サイエンス<6254>も軟調。三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクも冴えない。三井E&S<7003>が大幅下落となり、しまむら<8227>の下げも目立つ。さくらインターネット<3778>が急落、Orchestra Holdings<6533>、日本農薬<4997>なども大幅安。日本M&Aセンターホールディングス<2127>も安い。

出所:MINKABU PRESS

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