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来週の為替相場見通し=ドル円は151円台トライの展開も

 来週のドル円相場は、昨年11月中旬以来となる151円台に乗せるかどうかが注目される。予想レンジは1ドル=149円00銭~151円20銭。

 13日に発表された1月の米消費者物価指数(CPI)が上振れたことなどを背景に、米連邦準備理事会(FRB)による早期の利下げ観測が一段と後退している。一方で、日銀の植田和男総裁が16日の衆院財務金融委員会で「マイナス金利解除後も当面は緩和的な金融環境が続く可能性が高い」との見解を改めて示しており、日米金利差が開いた状態が続くとの見方からドル買い・円売りが入りやすい。来週21日に公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、ハト派色が弱い内容だった場合はドル買いに拍車がかかる可能性がある。ただ、14日に神田真人財務官が足もとでの円安について「必要があれば適切に対応する」考えを示したことなどから日本政府・日銀による円買い介入が警戒されやすく、151円ラインに接近するほどドル買い・円売りの持ち高を一段と積み増す動きは鈍るだろう。

 来週に海外で発表される主な経済指標は、20日に1月の米景気先行指標総合指数、21日に2月のユーロ圏消費者信頼感・速報値、22日に2月の米国及びユーロ圏の購買担当者景気指数(PMI)速報値と1月の米中古住宅販売件数、23日に23年10~12月期のドイツ国内総生産(GDP)改定値と2月のドイツIFO企業景況感指数など。国内では19日に23年12月の機械受注、21日に1月の貿易統計が予定されている。

出所:MINKABU PRESS

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