エージェント・インシュアランス・グループ---23年12月期は増収、国内及び海外いずれも増収を果たす
エージェント・インシュアランス・グループ<5836>は14日、2023年12月期連結決算を発表した。営業収益が前期比8.6%増の35.47億円、営業利益が同21.5%減の1.54億円、経常利益が同17.8%減の1.54億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同9.1%減の1.02億円となった。
国内事業の営業収益は前期比7.1%増の33.15億円、セグメント利益は同32.6%減の1.12億円となった。新規出店として2023年2月に別大支店 愛媛支社、5月に愛知支店を開設した。また同社ビジネスモデルの根幹でもある事業承継は、大阪支店、札幌支店及び愛知支店を中心として取組みが進展した。
海外事業の営業収益は前期比34.2%増の2.32億円、セグメント利益は同99.9%増の0.42億円となった。米国において、新規保険獲得件数が増えたことや、既存の法人顧客の売上拡大に伴う保険料の増加、既存の法人顧客・個人顧客へのクロスセルなどにより、営業収益及び利益が大幅に増加した。
2024年12月期通期の連結業績予想については、営業収益が前期比118.8%増の77.63億円、営業利益が同77.1%増の2.74億円、経常利益が同69.4%増の2.61億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同49.2%増の1.52億円を見込んでいる。同社は決算発表と同日に、ファイナンシャル・ジャパン株式会社の株式取得に向けた基本合意書締結に関するお知らせをリリース。株式取得に伴い、2024年12月期の第3四半期以降の連結業績が変動する見通しとなり、当期連結業績予想に含んでいる。
《SO》
提供:フィスコ