日本創発グループ---23年12月期は2ケタ増収・増益、M&Aを活用しメディア事業などを強化
日本創発グループ<7814>は14日、2023年12月期連結決算を発表した。売上高が前期比16.2%増の748.46億円、営業利益が同6.6%増の34.63億円、経常利益が同9.6%増の39.93億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同25.2%増の25.08億円となった。
第1四半期連結会計期間において、主に幼児向け映像コンテンツを教材カリキュラムからエンタメまで企画製作するバックストリート社を持分法適用の関連会社とした。第2四半期連結会計期間において、教育用デジタル教材のソフトウェア開発の受託・販売などを展開するグレートインターナショナル社を連結子会社としメディア事業を強化した。また総合製本事業を展開する飯島製本社を持分法適応の関連会社から連結子会社とし、第3四半期連結会計期間において株式交換により完全子会社化した。第4四半期連結会計期間において、共同製本と同社連結子会社である成旺印刷社の合併に合意した。同社企業グループは、企画提案・製造・制作から配信までをトータルでカバーできるユニークな企業体として、クリエイティブサービス事業の領域拡大に取り組んだ。
2024年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比2.9%増の770.00億円、営業利益が同1.1%増の35.00億円、経常利益が同0.2%増の40.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同3.7%増の26.00億円を見込んでいる。
《SI》
提供:フィスコ