ディスコは売り優勢で4万円大台割れ、10~12月期営業25%増益も目先利食い優勢
ディスコ<6146>が売り優勢、フシ目の4万円大台を割り込んだ。朝方はカイ気配でスタートしたものの寄り付いた後は急反転し、下値を探る展開となった。同社が24日取引終了後に発表した23年4~12月期決算は営業利益が前年同期比5%減となった。10~12月期の同利益については前年同期比25%増と増益を確保したが、累計では増益に転じることができていない。スマートフォンなどの販売不振による影響を受ける一方、一方で生成AI用に使われる高性能半導体向け製造装置が好調で収益に貢献している。ただ、株価的には今週23日に上場来高値4万2950円をつけるなど急ピッチに買われていたこともあって、足もとで利食い急ぎの動きが表面化した。
出所:MINKABU PRESS
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