三菱UFJは底堅さ発揮、日銀のマイナス金利解除に向けた思惑再燃で投資マネー誘導
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>は売り買い交錯、前日終値近辺で強弱観を対立させながらも底堅さを発揮している。前日は日銀の金融政策決定会合を通過してマイナス金利の早期解除に向けた思惑が再燃、国内長期金利の上昇を背景に株価を大きく切り上げた。5%を超える上昇で約16年半ぶりの高値圏に浮上したが、きょうは目先筋の利益確定売りをこなし頑強な値動きをみせている。市場では、マイナス金利の解除が4月でなく3月に前倒しされる可能性を指摘する声も一部に出ており、同社をはじめメガバンクにとっては運用環境改善に期待した買いが入りやすい局面にある。
出所:MINKABU PRESS
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