キユーピーが8日ぶり反落、今期経常30%増益計画も物足りなさを意識
キユーピー<2809>が8日ぶり反落。10日の取引終了後、23年11月期の連結決算発表にあわせ、24年11月期の業績予想を開示した。今期の売上高は前期比5.5%増の4800億円、経常利益は同30.3%増の267億円を見込む。経常利益は3期ぶりの増益を計画するものの、市場参加者には今期の利益水準に物足りなさを感じる向きがあるようだ。直近で株価が連騰を続けていたことも相まって、売りが優勢となった。
今期は中国や東南アジア、北米でブランド浸透を推進。海外事業の伸長に加え、鶏卵など主原料相場の上昇一服も利益を押し上げる要因となる。23年11月期の売上高は前の期比5.8%増の4550億8600万円、経常利益は同24.8%減の204億9000万円だった。値上げ効果があって増収となった一方、主原料やエネルギー価格などの上昇が響いて減益となった。同社は更に、オーストラリアでの販売会社の新設を発表した。
出所:MINKABU PRESS
今期は中国や東南アジア、北米でブランド浸透を推進。海外事業の伸長に加え、鶏卵など主原料相場の上昇一服も利益を押し上げる要因となる。23年11月期の売上高は前の期比5.8%増の4550億8600万円、経常利益は同24.8%減の204億9000万円だった。値上げ効果があって増収となった一方、主原料やエネルギー価格などの上昇が響いて減益となった。同社は更に、オーストラリアでの販売会社の新設を発表した。
出所:MINKABU PRESS