新興市場銘柄ダイジェスト:FフォースGは大幅に3日ぶり反落、BTMが一時ストップ高
<5572> リッジアイ 1574 +99
大幅に3日続伸。衛星画像を認識しやすくする前処理を行う技術に関する特許を取得したと発表している。衛星画像の分析では、天候の状態や特定の対象物の検出などが影響を及ぼすが、今回の技術ではユーザーが検出したい対象物に基づき、解析に最適な前処理手法を選択することができる。また、前処理技術の全自動化を考慮したサービスを搭載することで、将来的なソリューション展開へ応用することが可能になるという。
<3691> デジプラ 537 +21
大幅に3日続伸。長期株主優待制度を新設すると発表している。22年9月末を起点として200株以上を2年以上保有している株主が対象で、保有株数に応じて1000-10万0500円分の自社サービスのデジタルギフトを贈呈する。株主への感謝に加え、自社株式への投資魅力を高めるとともに長期保有や商品・事業への理解促進が目的。保有1年の場合は、従来通りで保有株数に応じて500-10万円分のデジタルギフトを贈る。
<7068> FフォースG 726 -88
大幅に3日ぶり反落。24年5月期第2四半期累計(23年6-11月)の営業損益を前年同期比60.9%増の6.47億円の黒字と発表している。新規顧客からのインターネット広告収益が想定以上に増加したため、会社計画(5.69億円の黒字)を上回った。ただ、のれんの減損損失計上で純損益が会社計画(3.54億円の黒字)を下回る1.75億円の黒字(前年同期実績は1.16億円の赤字)で着地し、嫌気されているようだ。
<6232> ACSL 915 +66
大幅に3日続伸。ドローンアプリケーションを手掛ける台湾のXQTI社と台湾市場でのACSL製品の販売に関する戦略的販売代理店パートナーシップに関する覚書(MOU)を締結したと発表している。併せてXQTI社と台湾エリアでの販売店契約を締結した。XQTI社からACSLの産業用ドローンがインフラ点検、農作物の生育調査、災害時調査などで業務実装が可能と評価され、今回の販売店契約締結に至ったという。
<2164> 地域新聞社 379 +3
3日続伸。24年8月期第1四半期(23年9-11月)の営業損益を0.12億円の黒字(前年同期実績0.12億円の赤字)と発表している。新規に発行した富裕層向け情報誌や子育て支援情報誌が伸長しているほか、折込チラシ配布事業での外食産業や冠婚葬祭業、リユース業からの需要が高く、黒字転換に寄与した。通期予想は0.16億円の黒字で据え置いた。進捗率は75%に達しており、投資家から好感されているようだ。
<5247> BTM 2210 +378
一時ストップ高。いよぎんホールディングス<5830>傘下の伊予銀行とビジネスマッチング契約を締結し、地方企業のDX等の推進に向けた協業を開始したと発表している。伊予銀行へ寄せられる地元企業からのDX等に関する相談のうち、専門性の高いものをBTMに紹介する。BTMが受注した案件も伊予銀行で対応した方が良い場合は同銀に紹介する。伊予銀行は瀬戸内圏域に地盤を有しており、BTMにとって未開拓のエリアでの案件獲得につなげる。
《ST》
提供:フィスコ