TOKAIホールディングス---倉敷ケーブルテレビ、ローカル5G通信とAIカメラによる野球の自動撮影の実証実験開始
TOKAIホールディングス<3167>は20日、グループ会社の倉敷ケーブルテレビが、岡山県倉敷市において、国内初の試みとして、ローカル5G通信とAIカメラを組み合わせて、野球の試合を自動で撮影・編集する実証実験を開始すると発表した。
倉敷スポーツ公園内マスカットスタジアムにて、ローカル5G通信と伊藤忠ケーブルシステム株式会社(東京都品川区)が展開するAIカメラ「Pixellot Double Play」を組み合わせて、野球の試合を自動で撮影・編集する実証実験を実施する。
今回のローカル5G通信とAIカメラを組み合わせた取り組みは国内で初めての事例であり、また、倉敷市におけるローカル5G通信の運用も初めての事例になる。
このシステムを利用すれば高度な撮影技術を保有するスタッフでなくても撮影が行え、撮影環境によっては、現地にスタッフを派遣せずに遠隔で撮影をすることが可能となり、今まで撮影ができなかった地域のイベントやスポーツ大会等をカバーすることが可能になるとしている。
実証実験は2023年12月20日から2024年12月28日まで行われ、ローカル5G通信の安定性やAIによる映像品質・編集精度などが検証される。
《SI》
提供:フィスコ