アイシンが下げ幅を拡大、トヨタの米リコール部品製造で業績へ悪影響を警戒
アイシン<7259>が下げ幅を拡大した。21日、同社の米国子会社で製造された製品が搭載された車両について、得意先より米国運輸省道路交通安全局へのリコールの届出が行われたと発表した。現時点で業績への影響を合理的に算出するのは困難としている。その後、米ブルームバーグ通信が、トヨタ自動車<7203>がエアバッグのセンサーの不具合により米国で約100万台のリコールを実施すると発表したことに関連し、アイシンの広報担当者が「エアバッグの乗員検知センサーが同社製であることを21日明らかにした」と伝えた。これらを受け、今後の業績へのネガティブな影響を懸念した売りが優勢となったようだ。
出所:MINKABU PRESS
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