日経平均VIは低下、株価の下値堅く警戒感はやや緩和

日経平均ボラティリティー・インデックス（投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数）は14時5分現在、前日比-0.19（低下率1.15％）の16.38と低下している。なお、今日ここまでの高値は16.72、安値は16.16。

昨日の米株式市場は指数によって高安まちまちで東京市場の手掛かり材料とはなりにくく、また、国内にも目立った売買材料が見当たらず、今日の東京市場は様子見ムードが強く、日経225先物は昨日終値を挟んだ動きとなっている。ただ、下値が堅いことから、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードはやや緩み、日経VIは午前の中頃からは概ね昨日の水準を下回って推移している。

《SK》

　提供：フィスコ