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東京株式(大引け)=177円安、朝高後に高値警戒感から値を消す展開

 27日の東京株式市場は、朝方は買い優勢の地合いで始まったが、その後日経平均株価は値を消す展開となり、反落して取引を終えた。

 大引けの日経平均株価は前営業日比177円86銭安の3万3447円67銭と3日ぶり反落。プライム市場の売買高概算は12億4822万株、売買代金概算は3兆1053億円。値上がり銘柄数は631、対して値下がり銘柄数は973、変わらずは55銘柄だった。

 きょうの東京市場は、寄り付きはリスク選好ムードのなか日経平均が上値を指向、朝方に180円以上の上昇で3万3800円台まで水準を切り上げる場面があった。しかし上値は重く、その後は一貫して売りに押される展開となり、前場取引中盤にはマイナス圏に沈んだ。前週末の欧州株市場がほぼ全面高に買われたほか、米国株市場でもFRBによる利上げ打ち止め観測が広がるなか、NYダウが続伸するなど頑強な地合いだった。東京市場も朝方はこれを引き継いだものの、きょうも3万3000円台後半の売り圧力に屈する形で、終値でのバブル後高値更新はならなかった。日経平均は今月に入って2700円あまりの上昇を見せていたことで、目先高値警戒感が意識されている。きょうは為替市場でドル安・円高方向に振れたことや、アジア株市場がほぼ全面安となったことも投資家心理を冷やした。

 個別では、三菱重工業<7011>が商い高水準のなかも株価は大きく下値を探る展開に。きょうも群を抜く売買代金をこなしたレーザーテック<6920>も午後に入って値を崩した。ソフトバンクグループ<9984>も軟調な値動き。キーエンス<6861>が安く、サイバーエージェント<4751>も下落した。ゼンショーホールディングス<7550>、住友金属鉱山<5713>などの下げも目立つ。Ubicomホールディングス<3937>が急落、TSIホールディングス<3608>、クロスキャット<2307>なども大幅安となった。

 半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が大商いで買われるなどメガバンクの上げ足が目立った。川崎汽船<9107>など海運株も頑強。リクルートホールディングス<6098>も買いが優勢だった。ファナック<6954>もしっかり。KOKUSAI ELECTRIC<6525>も値を上げた。システナ<2317>が大商いで値上がり率トップに買われ、霞ヶ関キャピタル<3498>、コジマ<7513>なども値を飛ばした。ミツバ<7280>、ネットプロテクションズホールディングス<7383>なども大幅高となった。

出所:MINKABU PRESS

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