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日経平均は反落、買い一巡後は売り優勢の展開/相場概況


前週末24日の米国株式市場のダウ平均は117.12ドル高(+0.33%)、S&P500は2.72ポイント高(+0.06%)と続伸。ナスダック総合指数は15.00ポイント安(-0.11%)と小幅安。イスラエル及びハマスの休戦で中東情勢悪化への警戒感が緩和したほか、サービス業PMIの予想外の改善で消費に楽観的見方が広がりダウは一段高となった。一方、長期金利の上昇でハイテク株は軟調に推移、まちまちとなった米株市場を横目に、日経平均は前週末比84.50円高の33710.03円と3営業日続伸でスタートした。朝方の買い一巡後は失速し、前場中ごろにマイナス圏に転落すると下げ幅を広げた。後場に入っても下げ幅を縮小する動きは見られず、終盤まで軟調もみ合い展開となった。手掛かり材料難のなか、前週末にかけての上昇に対する利食い売りが広がった。

 大引けの日経平均は前日比177.86円安の33447.67円となった。東証プライム市場の売買高は12億4822万株、売買代金は3兆1053億円だった。セクターでは、非鉄金属、機械、輸送用機器などが下落率上位に並んだ。一方で、銀行業、海運業は1.5%以上上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は38%、対して値下がり銘柄は59%となっている。

 個別では、三菱商事<8058>や三井物産<8031>などの商社株、トヨタ自<7203>やホンダ<7267>などの自動車関連株が軟調に推移。また、JR東日本<9020>やJR東海<9022>などの陸運株、日本航空<9201>やANA<9202>などの空運株、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、サイバーエージェント<4751>、キーエンス<6861>、三菱重工業<7011>なども下落した。ほか、9年ぶりの公募増資実施を発表したゼンショーHD<7550>が大幅下落、Ubicomホールディングス<3937>、クロスキャット<2307>、TSIホールディングス<3608>などが値下がり率上位となった。

 一方、川崎船<9107>や日本郵船<9101>などの海運株、三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>などの金融株が堅調に推移。また、ファーストリテ<9983>、リクルートHD<6098>、JT<2914>、任天堂<7974>、ファナック<6954>なども上昇した。ほか、1対2の株式分割実施を発表したニチモウ<8091>が上昇、システナ<2317>、霞ヶ関キャピタル<3498>、コジマ<7513>などが値上がり率上位となった。 
《TY》

 提供:フィスコ

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