レーザーテクなど半導体関連が高い、ショートカバーで中小型株中心に上げ足加速
レーザーテック<6920>が4連騰で連日の新高値、アドバンテスト<6857>も最高値圏で頑強。朝方売りが先行した東京エレクトロン<8035>もマイナス圏ながら2万4000円台まで値を戻した。足もとで半導体関連株への買いが加速している。きょうは、アプライド・マテリアルズ<AMAT>が時間外で大きく売られたが、これは対中輸出で米当局が調査しているとの報道が嫌気されたもので、この日発表した同社の8~10月決算は事前コンセンサスを上回る内容だった。東京市場でも朝方こそ半導体セクターは、米アプライドの時間外急落を受け主力銘柄が冴えない動きだったが、その後は中小型株中心に投資資金が流入し、総じて買い優勢の地合いに転じている。「空売りが高水準に溜まっている銘柄が多く、その買い戻しが株価に押し上げ効果をもたらしている」(ネット証券アナリスト)という。半導体関連株の戻りに合わせて日経平均株価もプラス転換した。
出所:MINKABU PRESS
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