日経平均は377円安、寄り後はもみ合い
日経平均は377円安(9時5分現在)。今日の東京市場は売りが先行した。先週末のダウ平均が1%を超す下げとなったことが東京市場の株価の重しとなった。また、今週は、31日に日銀金融政策決定会合の結果発表と植田日銀総裁の記者会見、日本時間2日未明に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表とパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見が予定されており、これらを見極めたいとして、積極的な買いを見送る向きもあった。一方、先週末の米株式市場でダウ平均は3日続落となったが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数や主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が3日ぶりに反発したことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株株価の支えとなった。また、発表が本格化している3月決算企業の中間期決算への期待感が株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均はもみ合いとなっている。
《SK》
提供:フィスコ