アドテスト、ディスコなど下値探る展開、エヌビディア株下落受け連想売り波及
アドバンテスト<6857>が続落、4200円近辺の25日移動平均線との上方カイ離を埋める動きとなっている。前日の米国株市場では長期金利の一段の上昇を嫌気してハイテク系グロース株には向かい風の強い地合いとなり、半導体関連株も総じて軟調な値動きを強いられた。特に生成AI関連として注目されている画像処理半導体(GPU)大手のエヌビディア<NVDA>が4%安に売られるなど下げが目立った。東京市場でも半導体製造装置メーカーなどの株価に影響を与えているが、そのなかエヌビディアのGPU向けテスターで独占的シェアを有するアドテストは関連株最右翼に位置付けられるだけに、株価面でも影響を受けやすくなっている。このほか、アドテスト同様、後工程の半導体製造装置メーカーで生成AI市場の拡大で大きな需要獲得が見込まれているディスコ<6146>なども売りに押されている。
出所:MINKABU PRESS
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