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話題株ピックアップ【昼刊】:マニー、竹内製作所、ファストリ

■アバールデータ <6918>  5,660円  +700 円 (+14.1%) ストップ高買い気配   11:30現在
 アバールデータ<6918>がストップ高の5660円水準でカイ気配となっている。12日の取引終了後、24年3月期の単独業績予想について、最終利益を19億5000万円から55億5800万円(前期比30.2%増)へ上方修正して、減益予想から一転増益予想とし、あわせて期末配当予想を60円から266円(年間配当317円)へ引き上げたことが好感されている。同時に、保有する投資有価証券の一部を売却したのに伴い、第3四半期に投資有価証券売却益51億5500万円を特別利益として計上すると発表しており、これを織り込んだという。なお、売上高130億円(同9.7%減)、営業利益26億2000万円(同9.3%増)は従来見通しを据え置いている。

■マニー <7730>  2,010円  +145 円 (+7.8%)  11:30現在  東証プライム 上昇率3位
 マニー<7730>が急反発し、年初来高値を更新した。同社は12日取引終了後、24年8月期通期の連結業績予想を公表。営業利益の見通しを前期比13.9%増の82億5000万円としていることや、年間配当計画を前期比4円増配の39円としていることが好感されているようだ。売上高は同12.3%増の275億円が予想されている。アジアを中心に歯科用根管治療機器(リーマ・ファイル類)及び歯科用回転切削機器(ダイヤバー)などの販売増を見込んでいるほか、アイレス針関連製品についてもアジアや欧州、南米などでの売り上げが伸びるとみている。加えて、きょうの取引開始前には、医療機器事業のグローバルでの拡大と更なる生産性向上を目的に、創業の地である栃木県高根沢町に新たな工場(スマートファクトリー)を建設すると発表。完成は25年1月を予定している。

■クレハ <4023>  9,260円  +530 円 (+6.1%)  11:30現在  東証プライム 上昇率5位
 クレハ<4023>が6日続伸。旧村上ファンド系のエスグラントコーポレーションが12日付で関東財務局に提出した大量保有報告書で、共同保有者分も含めたクレハ株の保有割合が5.18%と新たに5%を超えたことが判明。これを受けて、需給思惑的な買いが入っている。保有目的は「投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと」としている。報告義務発生日は10月4日。

■古野電気 <6814>  1,436円  +80 円 (+5.9%)  11:30現在  東証プライム 上昇率6位
 12日に業績修正を発表。「上期経常を80%上方修正」が好感された。
 古野電気 <6814> [東証P] が10月12日大引け後(16:45)に業績修正を発表。24年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益を従来予想の25億円→45億円(前年同期は17.2億円)に80.0%上方修正し、増益率が45.2%増→2.6倍に拡大する見通しとなった。
  ⇒⇒古野電気の詳しい業績推移表を見る

■竹内製作所 <6432>  5,210円  +290 円 (+5.9%)  11:30現在  東証プライム 上昇率7位
 竹内製作所<6432>が6連騰し年初来高値を更新している。12日の取引終了後、24年2月期の連結業績予想について、売上高を1890億円から2050億円(前期比14.5%増)へ、営業利益を240億円から331億円(同56.0%増)へ、純利益を172億円から242億円(同51.4%増)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を115円から158円(前期98円)へ引き上げたことが好感されている。主要販売市場である北米、欧州ともに製品需要は好調を維持しており、上期の販売台数が想定を上回ったことに加えて、為替レートが前提より円安で推移したことが追い風となった。また、足もとで電子部品の入荷状況が大きく改善し、電子部品が未装着の仕掛品を出荷する先行出荷は第3四半期で終了するメドが立ち、これに伴い下期の販売台数を見直した結果、販売台数が従来予想を上回る見込みとなったことも寄与する。なお、下期の前提為替レートは、1ドル=137円(従来予想127円)、1ポンド=174円(同154円)、1ユーロ=149円(同136円)、1元=18.70円(従来予想横ばい)としている。同時に発表した第2四半期累計(3~8月)決算は、売上高1051億7600万円(前年同期比22.3%増)、営業利益169億6900万円(同81.9%増)、純利益126億7000万円(同65.3%増)だった。

■ファーストリテイリング <9983>  35,640円  +1,890 円 (+5.6%)  11:30現在  東証プライム 上昇率8位
 ファーストリテイリング<9983>は大幅高で4連騰となり、3万5000円台に乗せた。12日の取引終了後、23年8月期の連結決算発表にあわせ、24年8月期の業績予想を開示し、最終利益は前期比4.6%増の3100億円となる見通しを示した。前期に続き過去最高益となると予想。また、前期の年間配当をこれまでの予想から10円増額したうえで、今期の年間配当は前期比40円増配の330円を計画する。中国経済の停滞による業績への悪影響が懸念されていたなか、増益・増配予想を示したことがショートカバーを誘発し、株高に弾みをつけた。今期の売上収益は同10.2%増の3兆500億円を見込む。海外ユニクロ事業で大幅な増収増益を予想するほか、国内ユニクロ事業やジーユー事業でも増収増益を計画。グローバルブランド事業は増収、黒字化を想定する。23年8月期の売上収益は前の期比20.2%増の2兆7665億5700万円、最終利益は同8.4%増の2962億2900万円だった。

■出前館 <2484>  376円  +13 円 (+3.6%)  11:30現在
 出前館<2484>が続伸した。12日の取引終了後に23年8月期の連結業績に関し、最終損益の赤字額がこれまでの計画の169億5000万円から121億5400万円に縮小したようだと発表した。前の期は362億1800万円の最終赤字だった。売上高は500億円から514億1600万円(前の期比8.7%増)に上振れした見込みという。流通取引総額(GMV)が予想を上回ったほか、売上原価の適正化が順調に進んだとしており、今後の業況を期待した買いを誘う格好となったようだ。

■USENHD <9418>  3,345円  +115 円 (+3.6%)  11:30現在
 USEN-NEXT HOLDINGS<9418>が大幅続伸している。12日の取引終了後に発表した24年8月期連結業績予想で、売上高3000億円(前期比8.6%増)、営業利益240億円(同11.3%増)、純利益121億円(同10.4%増)と2ケタ増益を見込み、年間配当予想で前期比3円50銭増の25円を予定していることが好感されている。インバウンド需要の回復やリオープニングによる深刻な人手不足を背景に店舗・施設DXサービスの需要が増加すると予想。また、Paravi統合によるシナジーの通年寄与やTBS・テレビ東京との業務提携効果、スポーツ・韓流などのコンテンツ強化でコンテンツ配信事業のユーザー数増加を見込んでおり、これらが業績を牽引する。なお、23年8月期決算は、売上高2763億4400万円(前の期比16.1%増)、営業利益215億6500万円(同24.5%増)、純利益109億5900万円(同26.2%増)だった。

■乃村工藝社 <9716>  939円  +24 円 (+2.6%)  11:30現在
 乃村工藝社<9716>が続伸。同社は12日取引終了後、第2四半期(3~8月)の連結営業利益が前年同期比2.1倍の22億2000万円となったと発表した。都市再開発に伴う大型商業施設の施工を手掛けた複合商業施設市場やテーマパーク・ホテルなどの新装・改装を多数手掛けた余暇施設市場における売り上げが堅調に推移した。市場には、決算内容をポジティブに評価する見方が出ており、この日の株価も買い先行で推移している。

■佐鳥電機 <7420>  1,959円  +39 円 (+2.0%)  11:30現在
 佐鳥電機<7420>が続伸し年初来高値を更新。2000円の大台に乗せる場面があった。12日の取引終了後、24年5月期第1四半期(6~8月)の連結決算発表にあわせ、11月中間期の業績予想を上方修正した。最終利益の見通しをこれまでの5億円から10億円(前年同期比37.2%減)に引き上げており、好感されたようだ。中間期の売上高予想は710億円から730億円(同3.0%減)に見直した。好調なインド市場を背景とする子会社のSM Electronic Technologiesでの需要増や、車載向け半導体の事業動向などを織り込んだ。通期の業績予想は据え置いた。第1四半期の売上高は前年同期比0.4%減の352億9900万円、最終利益は同30.6%減の3億9900万円だった。

■ティーケーピー <3479>  2,385円  -348 円 (-12.7%)  11:30現在
 ティーケーピー<3479>が急反落し、年初来安値を更新した。12日の取引終了後、24年2月期第2四半期累計(3~8月)の連結決算を発表した。最終損益は53億6700万円の黒字(前年同期は1億200万円の赤字)となり、中間期の最終利益として過去最高。売上高は前年同期比30.8%減の177億5000万円だったが、シェアオフィス事業のリージャスを売却した影響を考慮すると実質的に増収となった。一方、6~8月期のリージャスの影響を除いた調整後営業利益は、前年同期とほぼ横ばいの10億1000万円にとどまった。決算内容は、利益の更なる拡大を見込む投資家にとってはネガティブな内容と受け止められたようだ。株価は前日に好決算への期待から買いが集まっていたこともあって、利益確定目的の売りも膨らんだ。6~8月期の販管費は、リージャスの影響を除いたベースで前年同期比20%増加した。主力の貸会議室事業は季節性の要因と大型拠点の出店を背景に、坪当たり売上高は前四半期の3~5月期比では減少したものの、前年同期比では大きく伸びた。8月中間期の最終利益に関しては、リージャスの売却によって発生した特別目的会社における繰越欠損金を承継したことに伴い、同欠損金に関する繰延税金資産を計上したことも寄与した。

■ダイト <4577>  2,110円  -122 円 (-5.5%)  11:30現在
 12日に決算を発表。「6-8月期(1Q)経常は26%減益で着地」が嫌気された。
 ダイト <4577> [東証P] が10月12日大引け後(15:00)に決算を発表。24年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比26.0%減の10.9億円に減り、通期計画の48億円に対する進捗率は22.8%にとどまり、5年平均の29.4%も下回った。
  ⇒⇒ダイトの詳しい業績推移表を見る

■キャスター <9331>  2,100円  +399 円 (+23.5%) 一時ストップ高   11:30現在
 キャスター<9331>に物色人気集中。同社は今月4日に東証グロース市場に新規上場した直近IPO銘柄で、リモートアシスタントをはじめとした人材事業を運営、時価総額が30億円台と小型で値動きが軽い。成長期待から公開価格の3倍で初値を形成したものの、その後は大きく値を崩していた。12日取引終了後に発表した24年8月期の業績予想は売上高が前期比14%増の47億5000万円予想と2ケタ伸長を確保し、営業利益も1億1100万円(前期は200万円の黒字)予想と利益が大きく伸びる見通しとなった。これを材料視する形で上値を見込んだ投資マネーが再び攻勢をかけている。

■テーオーHD <9812>  430円  +80 円 (+22.9%) ストップ高   11:30現在
 テーオーホールディングス<9812>がストップ高の430円に上昇し、年初来高値を更新している。12日の取引終了後に発表した第1四半期(6~8月)連結決算で、営業利益が1億6100万円(前年同期比3.2倍)と大幅な増益となったことが好感されている。住宅着工件数の減少などで木材事業が苦戦したほか、建設事業は大型案件があった前年同期からの反動が大きく、売上高は61億1300万円(同5.9%減)と減収を余儀なくされたが、テーオーデパートを8月末に閉店した際のセールで流通事業が売り上げ、利益ともに前年を大きく上回り全体を押し上げた。なお、24年5月期通期業績予想は、売上高264億円(前期比0.4%減)、営業利益2億6000万円(同28.6%増)の従来見通しを据え置いている。

●ストップ高銘柄
 山大 <7426>  1,679円  +300 円 (+21.8%) ストップ高   11:30現在
 など、3銘柄

●ストップ安銘柄
 FIXER <5129>  1,138円  -400 円 (-26.0%) ストップ安売り気配   11:30現在
 エヌリンクス <6578>  309円  -80 円 (-20.6%) ストップ安   11:30現在
 テクノロジーズ <5248>  2,345円  -500 円 (-17.6%) ストップ安   11:30現在
 三光合成 <7888>  597円  -100 円 (-14.4%) ストップ安   11:30現在
 以上、4銘柄

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