三菱UFJが下げ転換、「日銀の植田総裁発言と市場解釈にギャップ」と外資系通信社が報じる
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が朝高後に下げに転じた。米ブルームバーグ通信が15日、9日付の読売新聞が報じたインタビューにおける日銀の植田総裁の発言を巡り、「日銀内では発言内容と市場の解釈とのギャップを指摘する声が出ている」と報じた。事情に詳しい複数の関係者への取材で明らかとなったという。報道を受け、早期のマイナス金利解除観測が後退。金利上昇による利ザヤ改善期待が膨らんでいた銀行株の重荷となったようだ。三井住友フィナンシャルグループ<8316>やみずほフィナンシャルグループ<8411>が軟調に推移している。
読売新聞は9日、日銀の植田総裁が単独インタビューに応じ、短期金利をマイナス0.1%とするマイナス金利政策の解除のタイミングについて、「経済・物価情勢が上振れした場合、いろいろな手段について選択肢はある」と回答したと報じていた。
出所:MINKABU PRESS
読売新聞は9日、日銀の植田総裁が単独インタビューに応じ、短期金利をマイナス0.1%とするマイナス金利政策の解除のタイミングについて、「経済・物価情勢が上振れした場合、いろいろな手段について選択肢はある」と回答したと報じていた。
出所:MINKABU PRESS