萩原工業が3日ぶり急反発、今期利益予想の上方修正と自社株買いが株価刺激
萩原工業<7856>は3日ぶりに急反発し、年初来高値を連日で更新。2018年10月以来の高値圏で推移している。同社は11日の取引終了後、23年10月期第3四半期累計(22年11月~23年7月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直した。今期の最終利益の見通しを、これまでの27億円から31億円(前期比3.3倍)に上方修正した。また、取得総数30万株(自己株式を除く発行済み株式総数の2.12%)、取得総額5億4000万円を上限とする自社株買いの実施も公表しており、これらが株価を刺激する材料となった。
今期の売上高の予想は据え置いた。製品の値上げによる利益率の改善とともに、高収益製品の販売拡大や円安による為替差益の増加、子会社清算益の発生もあって、業績予想に反映した。自社株の取得期間は9月12日から11月30日まで。なお、同社は26年10月期の株主優待の提供をもって、株主優待制度を廃止するとも開示した。
出所:MINKABU PRESS
今期の売上高の予想は据え置いた。製品の値上げによる利益率の改善とともに、高収益製品の販売拡大や円安による為替差益の増加、子会社清算益の発生もあって、業績予想に反映した。自社株の取得期間は9月12日から11月30日まで。なお、同社は26年10月期の株主優待の提供をもって、株主優待制度を廃止するとも開示した。
出所:MINKABU PRESS