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話題株ピックアップ【夕刊】(2):共立メンテ、アサヒ、三菱UFJ

■共立メンテナンス <9616>  6,417円  +135 円 (+2.2%)  本日終値
 共立メンテナンス<9616>が続伸。8月31日の取引終了後に発表した7月のグループ売上高が前年同月比20.9%増の186億200万円となったことが好感された。寮事業で日本人学生及び留学生の契約数が大幅に増加したことに加えて、ホテル事業で夏のトップシーズンを迎え、アフターコロナによる国内レジャー需要の力強さに加えて、7月の訪日外国人客数が増加したことも寄与した。

■アサヒ <2502>  5,785円  +109 円 (+1.9%)  本日終値
 アサヒグループホールディングス<2502>が9連騰。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は8月31日、アサヒの目標株価を5800円から6500円に引き上げた。レーティングは「オーバーウエート」を継続する。グループ全体での調達機能の高度化によるコストダウン効果は、特に日本のビール事業で大きく出ると予想。オーストラリアでは更なる合理化計画もあり、原材料コスト変動やマクロ環境に依存しない持続的な利益成長に向けた準備ができていると評価した。同証券は24年12月期のアサヒの事業利益予想をこれまでの2700億円から2750億円に見直している。

■日本ビジネスシステムズ <5036>  1,122円  +21 円 (+1.9%)  本日終値
 日本ビジネスシステムズ<5036>が続伸。東京証券取引所が8月31日の取引終了後、同社株を9月1日付で貸借銘柄に選定すると発表しており、株式流動性の向上による売買活性化への期待から買われたようだ。また、日本証券金融も1日約定分から同社株を貸借銘柄に追加している。

■プレミアグループ <7199>  1,662円  +28 円 (+1.7%)  本日終値
 プレミアグループ<7199>が反発。午後1時ごろ、孫会社PLSが自動車・モビリティーファイナンスのDXを手掛けるDRD4(東京都港区)と提携し、走行距離に応じた支払いでマイカーを利用できるリースサービス「エンキロ」の提供を開始すると発表しており、好材料視された。「エンキロ」は、一般的なマイカーリースよりも月額固定料金を低額で設定し、走行距離に応じた従量料金を支払うリースサービス。週末利用が中心で、比較的走行距離が少ない人も月額費用を抑えてマイカーを持つことができるようになるという。

■三菱UFJ <8306>  1,183円  +19.5 円 (+1.7%)  本日終値
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が反発。三井住友フィナンシャルグループ<8316>やみずほフィナンシャルグループ<8411>など銀行株が堅調に推移している。大手銀行が8月31日、9月適用分の住宅ローン金利を相次いで発表し、固定10年の基準金利を引き上げた。日銀による長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の運用柔軟化を受け、国内の市中金利の先高観が広がるなか、主要行による住宅ローン固定金利の引き上げが事業環境の好転を巡る思惑を誘ったようだ。加えて、日本経済新聞電子版が9月1日、「金融庁と日銀は年内にも銀行の企業向け融資の詳細なデータを常に把握できるようにする」と報じた。銀行業の事業リスクの軽減につながるとの見方をもとにした買いも入ったとみられている。スルガ銀行<8358>や筑波銀行<8338>、千葉興業銀行<8337>も高い。

■東海理化電機製作所 <6995>  2,310円  +29 円 (+1.3%)  本日終値
 東海理化電機製作所<6995>が3日続伸。この日の午前中、川崎鶴見臨港バス(川崎市川崎区)が代表幹事を務めるKAWASAKI新モビリティサービス実証実験協議会が実施する「2023KAWASAKI新モビリティサービス実証実験」において、自動運転バスの実証実験に参画すると発表したことが好材料視された。「2023KAWASAKI新モビリティサービス実証実験」は、国土交通省23年度共創モデル実証プロジェクトの採択を受けて実施される、川崎区内における自動運転バスの実証実験運行で、大型バスを使用した自動運転バスの実証実験運行は川崎市内では初めてとなる。同社のほか、アイサンテクノロジー<4667>、埼玉工業大学などが参画しており、東海理は遠隔監視システムを提供。自動運転バス車両外に取り付けた複数台のカメラの映像を合成処理し、映像品質を維持したまま低遅延な伝送を可能にした遠隔監視システムの実用化を推進するとしている。

■AGC <5201>  5,153円  +40 円 (+0.8%)  本日終値
 AGC<5201>が10連騰。8月31日、同社の建築用ガラス製造時に発生するCO2を原料として、三菱ガス化学<4182>が開発した製造技術を適用し、メタノールの製造・販売の検討を開始することについて、両社が合意したと発表しており、材料視されたようだ。2030年ごろまでにAGCの鹿島工場において事業化することを目標とする。実現した場合、ガラス製造時のCO2を有効活用した環境循環型メタノールの製造・販売事例として世界初になるという。更に、AGCは自社の化学品事業の原料として使用しているメタンガスを、環境循環型メタノールに置き換える検討も進め、カーボンリサイクルを前提とした化学製品の事業化も視野に入れるとしている。

■セガサミー <6460>  2,926.5円  +18 円 (+0.6%)  本日終値
 セガサミーホールディングス<6460>は堅調。8月31日の取引終了後、自社株買いの取得期間を来年3月29日まで延長すると発表した。従来は今年9月29日までとしていた。この自社株買いは4月に発表したもので、取得上限は800万株(自己株式を除く発行済み株数の3.62%)、または100億円。インサイダー取引規制への抵触を回避する観点から7月末まで取得を実施しておらず、8月の取得数も0株を見込んでいるという。

■DyDo <2590>  5,840円  +30 円 (+0.5%)  本日終値
 ダイドーグループホールディングス<2590>がしっかり。8月31日の取引終了後に発表した8月度(7月21日~8月20日)の国内飲料事業の販売状況で、販売本数が前年同月比19.8%増となり、7カ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。子会社ダイドードリンコとアサヒ飲料との自動販売機事業に関する包括的業務提携により1月にダイナミックベンディングネットワークを設立した効果で、自販機チャネルの好調が続いた。

■安川電機 <6506>  5,748円  +27 円 (+0.5%)  本日終値
 安川電機<6506>が反発した。財新と米S&Pグローバルが1日発表した8月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は51.0となった。好不況の分岐点と位置付けられる50を上回り、市場予想を上回った。安川電をはじめ中国関連株は、同国の景気に対する悲観的な見方を背景に業績懸念が強まっていたが、今回の製造業PMIの結果が買い戻しを誘う要因となったようだ。津田駒工業<6217>やコマツ<6301>、キーエンス<6861>などがしっかり。日本製鉄<5401>など鉄鋼株も買われている。この日は中国の上海株式相場も上昇。香港株式市場は台風接近のため終日休場となっている。

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