愛三工が大幅高5連騰で新高値、トヨタEV戦略に対応し業績も営業最高益更新
愛三工業<7283>が5連騰で上げ足を加速、きょうはマドを開け一時5%高の1285円まで上値を伸ばす場面があった。今月2日に1228円の年初来高値を形成したが、約4週間ぶりに新値街道に復帰した。トヨタ系自動車部品メーカーで主力は燃料ポンプや燃料噴射システムだが、トヨタ自動車<7203>の電気自動車(EV)戦略に対応した電動車制御システム分野の展開力に磨きをかけており、今後が期待されている。23年3月期は自動車生産回復を背景に収益機会が広がり、営業4割増益を達成するとともに8期ぶり過去最高益更新となった。24年3月期は営業3%増益見通しと伸び率が鈍化するが、会社側見通しは保守的で上振れの可能性がある。PERが9倍台、PBRが0.7倍前後と株価指標面から依然として割安感が強い。
出所:MINKABU PRESS
最終更新日:2023年08月28日 10時12分
出所:MINKABU PRESS
最終更新日:2023年08月28日 10時12分