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外為サマリー:一時145円20銭台に上昇後は軟化、為替介入への警戒感も

 14日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=144円83銭前後と前週末10日の午後5時時点に比べ1円00銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=158円40銭前後と同10銭程度のユーロ高・円安で推移している。

 ドル円は、午前9時30分過ぎに一時145円21銭近辺まで上昇し、6月につけた145円07銭の年初来高値を更新。昨年11月以来、9カ月ぶりのドル高・円安水準をつけた。11日に発表された米7月卸売物価指数(PPI)が市場予想を上回るなか、米連邦準備制度理事会(FRB)による金融引き締めに対する警戒感が強まった。ただ、145円台では日本政府・日銀による介入も意識され、午後にかけてはやや軟化し144円90銭前後での一進一退となった。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0937ドル前後と同0.0070ドル程度のユーロ安・ドル高で推移している。





出所:MINKABU PRESS

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