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株価指数先物【引け後】 ナイトセッションで3万2000円割れ


大阪9月限
日経225先物 32180 -430 (-1.31%)
TOPIX先物 2267.0 -28.5 (-1.24%)

 日経225先物(9月限)は前日比430円安の3万2180円で取引を終了。寄り付きは3万2340円とシカゴ日経平均先物清算値(3万2345円)にサヤ寄せする格好から始まった。前日の大幅な下落に対する買い戻しも入り、現物の寄り付き直後には3万2440円まで下げ渋る動きも見られた。しかし、前場中盤にかけて売り直されて、3万2160円まで下落幅を拡大。売り一巡後は3万2400円を回復する場面もあったが、前場終盤にかけて軟化し、ランチタイムには3万2080円まで売られた。その後は買い戻しも入り、後場の取引開始後には3万2370円まで持ち直したものの、結局は終盤にかけては持ち高調整の流れとなり、3万2200円を下回って終えた。

 日経225先物は若干ながら自律反発を見せる場面もあったが、戻り待ちのショートに上値を抑えられる格好だった。また、昨日同様、ランチタイムでショートを仕掛けてくる動きとなったが、3万2080円まで下げた後は、早めのショートカバーとなった。ただし、自律反発狙いのロングは限られ、買い戻しが一巡した後は、再び軟化する流れであった。

 日経225先物はボリンジャーバンドの-1σ(3万2270円)を挟んでの推移を見せていたが、これを下回って終えた。欧州市場が軒並み下落して始まったことからナイトセッションで一段安となり、節目の3万2000円を割り込み、-2σが位置する3万1710円まで下げてきた。7月半ばの調整局面では-2σ水準までの調整を経てリバウンドを見せていたこともあり、下げ止まりに期待したいところだろう。

 なお、方向性としては75日移動平均線が位置する3万1490円辺りが意識されるほか、ボリンジャーバンドの-3σである3万1240円辺りへのバイアスが強まる可能性も警戒されてくる。ヘッジ対応のショートも強まると考えられ、押し目待ち狙いのロングは手控えられそうだ。-2σ水準からの戻りの鈍さが意識されてくるようだと、短期筋による仕掛け的な動きが入りやすい。

 NT倍率は先物中心限月で14.19倍に低下した。ボリンジャーバンドの-3σと200日線が位置する14.12倍に接近しており、いったんはNTショートを巻き戻す動きが入りやすい水準ではある。ただし、日経平均型のショートが強まる可能性が高まるなか、200日線割れからイレギュラー的にNTショートに傾きやすい需給状況も想定しておきたいところであろう。

 手口面では、日経225先物は野村証券が1535枚、三菱UFJ証券が1412枚、SMBC日興証券が681枚、ビーオブエー証券が436枚、JPモルガン証券が364枚の買い越しに対して、ABNクリアリン証券が1145枚、ドイツ証券が795枚、バークレイズ証券が680枚、ソシエテジェネラル証券が671枚、ゴールドマン証券が545枚の売り越しだった。

 TOPIX先物はみずほ証券が7610枚、BNPパリバ証券が1229枚、三菱UFJ証券が1005枚、バークレイズ証券が678枚、野村証券が609枚の買い越しに対して、ゴールドマン証券が5252枚、JPモルガン証券が3722枚、ビーオブエー証券が1333枚、ドイツ証券が1004枚の売り越しだった。

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