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今日の為替市場ポイント:米インフレ緩和の思惑でドルは上げ渋る可能性も


6月30日のドル・円は、東京市場では145円07銭から144円44銭まで下落。欧米市場では144円90銭まで買われた後、一時144円21銭まで反落し、144円30銭で取引終了。本日7月3日のドル・円は主に144円台で推移か。米インフレ緩和の思惑は消えていないため、ドルは上げ渋る可能性がある。

米連邦準備制度理事会(FRB)はインフレ抑止の基本方針を変えていないため、金融引き締め策を長期間維持する可能性が高い。先週発表された5月米コアPCE価格指数は市場予想を下回ったが、今週発表される6月ISM製造業景況指数や6月雇用統計が市場予想とおおむね一致した場合、日米金利差の拡大を想定した米ドル買い・円売りは再び強まる可能性がある。円安進行を懸念して閣僚や財務省幹部はリスク選好的な円売りをけん制しているが、ドル売り・円買いの為替介入がただちに実施されるとの見方は少ないようだ。年内2回の米追加利上げ観測は後退していないため、新たなドル売り材料が提供されない場合、米ドル・円は140円を大幅に上回る水準で推移することになりそうだ。

《CS》

 提供:フィスコ

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