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【通貨】英ポンド週間見通し:底堅い動きか、英利上げ継続の可能性残る


■強含み、日英金利差を意識したポンド買いも

今週のポンド・円は強含み。英中央銀行による追加利上げが想定されたことでリスク回避的なポンド売り・円買いは縮小。日本政府による円買い介入を警戒してポンド買いは一服したが、日本銀行は現行の金融緩和策を長期間維持するとの見方は変わらず、日英金利差を意識して対円レートは182円台前半で下げ渋った。取引レンジ:181円69銭-183円88銭。

■底堅い動きか、英利上げ継続の可能性残る

来週のポンド・円は底堅い値動きか。英スナク政権は年内にインフレ率の半減を目標に掲げており、英中央銀行は今後も利上げを継続するとの観測からポンド買いに振れやすい。一方、日本銀行は緩和政策の継続が見込まれ、円売りがポンドを押し上げる見通し。ただ、英国経済の減速懸念がポンド買いを弱め、日本の円安けん制が一段の円安を阻止する可能性も。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・特になし

予想レンジ:181円50銭-185円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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