東テクは上場来高値を更新、今期は連続最高益・20円増配計画で買い安心感
東テク<9960>は上場来高値を更新した。30日、23年3月期の連結決算の発表にあわせ、24年3月期の業績予想を開示した。今期の売上高は前期比6.6%増の1350億円、最終利益は同18.5%増の62億円と、前期に続き過去最高を計画する。年間配当は前期比20円増配の182円を見込む。子会社の東テク電工で実体を伴わない仕入取引の疑いがあり、特別調査委員会の調査などに時間を要したことから、決算の開示が遅延した。堅調な業況と増配の見通しが示され、買い安心感につながった。
23年3月期の売上高は前の期比15.1%増の1266億9600万円、最終利益は同10.7%増の52億3000万円と、不正関連損失を計上したにもかかわらず大幅な増収増益となった。また、受注高は同19.3%増の1403億円、受注残高は同23.8%増の766億円となった。エネルギー効率の向上に対するニーズが拡大するなか、グループで供給する計装システムの需要が伸長し、受注拡大につながった。
出所:MINKABU PRESS
23年3月期の売上高は前の期比15.1%増の1266億9600万円、最終利益は同10.7%増の52億3000万円と、不正関連損失を計上したにもかかわらず大幅な増収増益となった。また、受注高は同19.3%増の1403億円、受注残高は同23.8%増の766億円となった。エネルギー効率の向上に対するニーズが拡大するなか、グループで供給する計装システムの需要が伸長し、受注拡大につながった。
出所:MINKABU PRESS