グローセル---23年3月期は増収・営業利益は2ケタ増益、表示デバイスとその他が2ケタの増収に
グローセル<9995>は15日、2023年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比1.5%増の682.95億円、営業利益が同32.2%増の12.60億円、経常利益が同10.0%減の10.80億円、親会社株主に帰属する当期純利益が8.72億円(前期は3.62億円の損失)となった。
品目別売上高では集積回路はマイコン・リニアが産業分野の商流変更の影響により減少、前期比5.0%減の405.47億円。半導体素子はパワーデバイスが産業分野等での減少により、同7.6%減の92.83億円。表示デバイスは産業分野等での増加により、同30.9%増の21.82億円。その他は民生分野等での増加により、同26.7%増の162.82億円となった。
2024年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比4.0%増の710.00億円、営業利益が同20.6%減の10.00億円、経常利益が同12.1%減の9.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同19.7%減の7.00億円を見込んでいる。
《AS》
提供:フィスコ