貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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4324 電通グループ

東証P
3,744円
前日比
-17
-0.45%
PTS
3,749.9円
23:56 11/22
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
41.3 1.16 3.73 0.38
時価総額 9,952億円
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本日の注目個別銘柄:円谷フィHD、芝浦機、河西工など


<8306> 三菱UFJ 909.5 +24.6
大幅続伸。前日に23年3月期の決算を発表、純利益は1兆1165億円で前期比1.3%減となり、従来計画の1兆円を上振れる着地に。24年3月期は1兆3000億円で同16.4%増を計画、市場予想をやや上回る水準となっている。また、年間配当金も前期比9円増の41円を計画しており、利回り妙味などは一段と高まる状況にも。長期金利上昇に伴う米金融株高の流れも本日は支援になっているとみられる。

<6178> 日本郵政 1060.5 -78.5
大幅反落。前日に23年3月期決算を発表、純利益は4311億円で前期比14.1%減となり、会社計画4000億円は上回った。一方、24年3月期は2400億円で同44.3%減と大幅減益を見込む。ゆうちょ銀行の持分低下の影響は想定線といえ、日本郵便が551億円の減益見通しになるなど、減益幅の大きさがネガティブ材料に。発行済み株式数の10.0%に当たる3億4600万株上限の自社株買いも下支えとならず。

<7269> スズキ 4643 -285
大幅反落。前日に23年3月期の決算を発表、営業利益は3506億円で前期比83.1%増となったが、24年3月期見通しは3300億円で同5.9%減、市場予想を400億円以上下回っている。比較的保守的なガイダンスが多い銘柄とは位置付けられているが、同業他社との比較からネガティブな反応が先行している。研究開発費や固定費負担の増加などが主な減益要因としているもよう。

<4324> 電通グループ 4550 -410
急落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は258億円で前年同期比36.7%減となり、市場予想を大幅に下回ったとみられる。売上総利益のオーガニック成長の低迷が要因とみられ、通期のオーガニック成長率見通しは従来の4%増程度から1-2%増に引き下げているようだ。M&A寄与などを織り込んで基本的調整後EPSなどの計画は据え置いているが、右肩上がりの上昇も続いていただけにネガティブ反応が強まる形へ。

<4902> コニカミノルタ 494 -48
急落。前日に23年3月期の決算を発表、営業損益は951億円の赤字だが、10日に大幅下方修正を発表済み。一方、24年3月期見通しは180億円の黒字転換予想だが、300億円以上の市場コンセンサスを下回っており、回復力は鈍いとのネガティブな見方が優勢に。事業貢献利益は240億円で前期比19%の減益を想定している。また、年間配当金は前期比5円減配の5円を計画。

<2767> 円谷フィHD 2124 +354
急騰。前日に23年3月期の決算を発表、営業利益は110億円で前期比3.2倍と急拡大、第3四半期決算時に大幅上方修正した水準での着地に。24年3月期は120億円で同9.6%増の見通し。増益率は鈍化するものの、前期急拡大の反動も懸念されていたとみられ、増益ガイダンスが買い安心感につながっている。ウルトラマン人気を背景に、コンテンツ&デジタル事業の大幅増収増益を見込んでいる。

<6104> 芝浦機 3870 +700
ストップ高比例配分。前日に23年3月期決算を発表、営業益は57.7億円で前期比36.1%増となり、従来計画の50億円を上振れた。期末配当金も37.5円から70円に引き上げ、年間配当金は前期比32.5円増の107.5円に。また、24年3月期営業益は150億円で同2.6倍と大幅増を見込む。年間配当金も前期比32.5円増の140円計画。想定以上の大幅増益や配当水準の向上がポジティブサプライズに。

<7618> PCDEPOT 381 +80
ストップ高比例配分。MBOの実施が発表されている。同社社長の野島氏が全株式を所有するTNI株式会社がTOBを実施して、全株式の取得を目指している。TOB価格は480円で前日終値に対するプレミアムは59.5%の水準となる。TOB期間は16日から7月10日まで。TOB価格に完全サヤ寄せを目指す動きとなっている。

<7256> 河西工 159 -62
暴落。前日に23年3月期の決算を発表、営業損益は148億円の赤字となり、従来予想の126億円の赤字を下振れ。1-3月期も47億円の赤字を計上する形となっている。また、24年3月期のガイダンスは非開示としており、業績底打ちへの期待感が大きく後退する状況となっているもよう。継続企業の前提に関する注記も記載されており、先行き不透明感も強まる形に。

<3489> フェイスNW 962 +150
ストップ高比例配分。前日に23年3月期の決算を発表、営業利益は25.2億円で前期比43.1%増となり、24年3月期も33億円で同31.1%増と連続大幅増益見通しとしている。また、24年3月期からの配当方針変更を発表、配当性向35%を目標にするとして、年間配当金は実質29円増配となる71円を計画している。さらに、中計目標も更新しており26年3月期営業利益は54億円を計画。
《ST》

 提供:フィスコ

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