東亜建が急反発し7年5カ月ぶり高値、PBR向上狙い自社株買い上限19%に拡大
東亜建設工業<1885>が急反発し、2015年12月以来、およそ7年5カ月ぶりの高値をつけた。前週末12日の取引終了後、PBR(株価純資産倍率)向上に向けたアクションプランを策定したと発表しており、これを手掛かり視した買いが入ったようだ。
今年2月に発表した自社株買いの上限を120万株(取得総額20億円)から、自己株式を除く発行済み株式総数の19.44%に相当する420万株(同70億円)に拡大する。営業利益の伸長でROE(自己資本利益率)8%以上を持続的に堅持する方針。同プランでPBRを改善させた後、配当性向の目標を30%以上から40%以上に変更する。8月31日までとしていた自社株買いの期限は、2024年2月23日までに延長した。
同時に23年3月期の連結決算と24年3月期の業績予想も開示した。今期の売上高は前期比18.5%増の2530億円、営業利益は同48.0%増の97億円を見込む。年間配当は同10円増配の100円を計画する。政府による建設投資の増加が追い風となるほか、海外では新興国を中心に社会インフラの整備が堅調に進むと想定する。23年3月期の売上高は前の期比2.8%減の2135億6900万円、営業利益は同33.6%減の65億5500万円だった。
出所:MINKABU PRESS
今年2月に発表した自社株買いの上限を120万株(取得総額20億円)から、自己株式を除く発行済み株式総数の19.44%に相当する420万株(同70億円)に拡大する。営業利益の伸長でROE(自己資本利益率)8%以上を持続的に堅持する方針。同プランでPBRを改善させた後、配当性向の目標を30%以上から40%以上に変更する。8月31日までとしていた自社株買いの期限は、2024年2月23日までに延長した。
同時に23年3月期の連結決算と24年3月期の業績予想も開示した。今期の売上高は前期比18.5%増の2530億円、営業利益は同48.0%増の97億円を見込む。年間配当は同10円増配の100円を計画する。政府による建設投資の増加が追い風となるほか、海外では新興国を中心に社会インフラの整備が堅調に進むと想定する。23年3月期の売上高は前の期比2.8%減の2135億6900万円、営業利益は同33.6%減の65億5500万円だった。
出所:MINKABU PRESS