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アジア株 香港株は小動き、中国景気回復の遅れを懸念 豪州株は下げ幅拡大、豪中銀が予想外の利上げ

アジア株 香港株は小動き、中国景気回復の遅れを懸念 豪州株は下げ幅拡大、豪中銀が予想外の利上げ

東京時間14:05現在
香港ハンセン指数   19907.49(+12.92 +0.06%)
中国上海総合指数  3323.28(休場)
台湾加権指数     15616.94(+37.76 +0.24%)
韓国総合株価指数  2516.60(+15.07 +0.60%)
豪ASX200指数    7250.30(-84.26 -1.15%)
インドSENSEX30種  61420.47(+308.03 +0.50%)

アジア株はまちまち。

香港株は前営業日比変わらず。中国メーデー連休中の力強い消費回復を好感して買い優勢で始まったが買いは続かず。中国の景気回復の遅れを懸念した売りに押され上げ幅を縮小している。不動産や医療品、金融株の一角が下落している。

先週末に発表された中国4月の製造業PMIは4カ月ぶりに50を割り込んだ。また、あすの米FOMCへの警戒感も高まっている。香港は米ドルとのペッグ制を採用しているため金融政策を米国に連動させている。そのため、FRBが政策金利を引き上げれば香港当局も基準金利を引き上げる。

今週は中小企業対象の財新製造業PMIが発表されるほか、来週には貿易統計と消費者物価指数、生産者物価指数が予定されている。

マカオの4月のカジノ収入が前年比449%急増したとの報告を受け大幅上昇していたカジノ関連も上げ幅を縮小。カジノ運営会社のギャラクシーエンターテイメントは2.1%高、サンズチャイナは1.6%高。

ただ、中国の消費回復に対する期待感は続いおり、中国市場再開とともに香港株も上昇する可能性はある。
メーデー連休初日に中国国内旅行者数が前年同期比で151%増となったとの報道が伝わっており、旅行者数はコロナ禍前の水準に戻ることが見込まれている。外食や観光、ホテル、航空、レジャー、映画など、多くの分野で需要が回復している。

HSBCは後場に入り2.9%高。第1四半期決算で調整後税引き前利益が市場予想を上回ったことに加え、自社株買いの計画を発表したことが材料視されている。

豪州株は下げ幅を拡大、3週間ぶり安値をつけいている。エネルギーや資本財、金融、不動産、生活必需品、医療品など幅広い銘柄が下落している。豪中銀が予想外の利上げに踏みきったことが懸念されている。予想では2会合連続での据え置きが見込まれていた。豪中銀は声明でさらなる引き締めの必要性を指摘した。

出所:MINKABU PRESS

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