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欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、円売り継続も米FOMCにらみドル買い抑制


1日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。日銀による緩和的な金融政策の継続で円売り優勢となり、ドルは一段高が予想される。ただ、明日から開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)をにらみ、過度なドル買いは抑制されよう。

4月28日の取引で日銀の緩和堅持を受けた円売りが先行し、主要通貨を押し上げた。また、米コアPCE消費支出でインフレ高止まりが示され、連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め維持を見込んだドル買いが強まった。ユーロ・ドルは1.0960ドル台に軟化、ドル・円は136円50銭台に値を切り上げた。週明けアジア市場は円売り地合いがさらに強まり、ドル・円は一段高で3月上旬以来2カ月弱ぶり高値圏に浮上した。

この後の海外市場は欧州主要市場の休場で薄商いのなか、米FOMCや欧州中銀(ECB)理事会など重要イベントを控え積極的に動きづらい。日銀の緩和継続により円売りがドルやユーロをはじめ主要通貨を押し上げる展開に変わりはないだろう。ただ、経営難のファースト・リパブリック・バンクの支援策が不透明で、ドル買い・円売りを抑制。また、FOMCでの追加利上げはすでに織り込まれ一段のドル買いは縮小しそうだ。

【今日の欧米市場の予定】
・22:45 米・4月製造業PMI改定値(予想:50.4、速報値:50.4)
・23:00 米・4月ISM製造業景況指数(予想:46.8、3月:46.3)
・23:00 米・3月建設支出(前月比予想:+0.2%、2月:-0.1%)
・休場:中国(4/29-5/3)、香港、シンガポール、ドイツ、フランス、イタリアなど
(以上メーデー)、英国(アーリーメイバンクホリデー)

《CS》

 提供:フィスコ

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