日経平均テクニカル:小反発、「包み足」示現

20日の日経平均は小幅に反発した。28500円割れの安寄りから前日比プラス圏に転じた。上げ幅は50.81円と前日の52.02円安と併せて、ほぼ「いってこい」となり、節目の28500円前後で値を固める形となった。ローソク足は陽線で終了し、本日陽線が昨日陰線を覆う「包み足」を示現して買い意欲の強さを窺わせた。25日線や一目均衡表の転換線は上向きで引け、上昇トレンド継続を示唆している。一方、東証プライム市場の騰落レシオ（25日ベース）は昨日の133.25％から128.09％へ低下したが、依然として120％超えの過熱ゾーンにあり、調整リスクにも留意が必要となろう。
《CS》

　提供：フィスコ