日立が軟調地合いのなか4連騰、機関投資家の実需買い観測で新値街道走る
日立製作所<6501>が4日続伸、全体軟調相場のなかも強さを発揮し上値指向を継続、連日の年初来高値更新と気を吐いている。IT部門が好調でトップラインは22年3月期の2ケタ伸長に続き、23年3月期も増収を確保する見通しにある。市場では「IT大手のイメージが強いが、鉄道事業も堅調で収益に貢献するなどテリトリーが広く、重電トップならではの安定感がある。海外ファンドなど機関投資家の実需買いが株価を押し上げているようだ。直近は野村証券が投資判断『Buy』で目標株価を9500円に引き上げたことなどもポジティブ視されている」(中堅証券ストラテジスト)としている。
出所:MINKABU PRESS
出所:MINKABU PRESS