アイル Research Memo(9):配当性向30%以上、純資産配当率8%以上を目標かつ安定配当の指標とする
■アイル<3854>の株主還元策
株主還元については、業界における競争力の維持強化のための内部留保、株主資本利益率の水準、経営などを総合的に勘案して成果の配分を行うことを基本方針とし、配当性向30%以上、純資産配当率(DOE)8%以上を目標かつ安定配当の指標としている。
2023年7月期の配当については、第2四半期及び通期業績予想の上方修正に伴い配当額の見直しを実施し、中間配当を期初計画比1.00円、期末配当を同4.00円それぞれ上方修正した。この結果、前期比7.00円増配の年間25.00円(第2四半期末11.00円、期末14.00円)となり、配当性向は31.0%を予定している。収益拡大に伴い、株主還元のさらなる充実が期待される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
《AS》
提供:フィスコ