【注目】明日注目すべき【好決算】銘柄 ポラリスＨＤ、ＷＮＩウェザ、マルマエ (27日大引け後 発表分)

　12月27日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

　ポラリスＨＤ <3010> [東証Ｓ]　　★今期経常を14％上方修正
　◆25年3月期の連結経常利益を従来予想の13.1億円→15億円に14.1％上方修正。減益率が49.6％減→42.5％減に縮小する見通しとなった。経営統合が完了したホテル運営会社ミナシアの業績上積みに加え、ホテル事業が想定以上に好調に推移していることなどを織り込んだ。

　ＷＮＩウェザ <4825> [東証Ｐ]　　★上期経常が26％増益で着地
　◆25年5月期上期(6-11月)の連結経常利益は前年同期比26.3％増の16.2億円に伸びて着地。海運向けで提供航海数が増加したうえ、気象情報のニーズが高まる高速道路市場などの顧客数が拡大したことが寄与。開発環境の強化でAIを活用した運営の効率化が進んだことに加え、前年同期に計上した外注費などの費用が減少したことも増益につながった。

　マルマエ <6264> [東証Ｐ]　　★9-11月期(1Q)経常は黒字浮上で着地
　◆25年8月期第1四半期(9-11月)の経常損益(非連結)は4億4300万円の黒字(前年同期は4900万円の赤字)に浮上して着地。主力の半導体分野で顧客の在庫調整が進展し9月以降の受注が急拡大したうえ、新規顧客からの案件も増加し、71.1％の大幅増収を達成した。
　　上期計画の6億5000万円に対する進捗率は68.2％に達しており、業績上振れが期待される。

　日本プロセス <9651> [東証Ｓ]　　★上期経常が37％増益で着地
　◆25年5月期上期(6-11月)の連結経常利益は前年同期比37.4％増の6.5億円に拡大して着地。制御システム部門で在来線の運行管理システムが更新案件の受注やAI案件への参画によって好調に推移したほか、特定情報システム部門では衛星画像関連や危機管理関連が大きく伸びた。保険解約返戻金が増加したことも大幅増益に貢献した。


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